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ChromeOS Flex無料配布開始?

日本時間の2023年6月16日、GoogleはChromeOS Flexの無償配布を開始したとの記事がありました。今まで配布されていたのは早期アクセス版で、今回無償配布が開始されたのは安定版ということでした。
ただ、記事のリンクにあるニュースリリースは2022年の早期アクセス版配布開始のページでしたし、ChromeOS Flexのサイトに行っても特に変わりなく安定版配布開始のような記述はありませんでした。

下が記事からリンクされたニュースリリースです。「July 15, 2022」のものになっています。

さて、記事の真偽はともかくChromeOS Flexが安定して動くというのは日常使いを実践する私としてもとてもありがたいことです。
とはいえ、私の環境では早期アクセス版から不安定さはあまり感じませんでしたので、安定して動く環境が増えたのだろうと考えています。

Chromebook以外でGoogle公式にChromeOS Flexが使用できる機種の認定リスト(現時点で最終更新日は2023年6月5日)も更新されています。

ちなみに私がChromeOS Flexを動かしている環境はNEC VersaProです。
残念ながら認定リストにはありませんがとても安定して動作しています。
この機種は少々厚みがありますが見た目よりも軽量で持ち歩きやすく気に入っています。

2023年6月17日時点のChromeOS Flexのバージョン

少々脱線してしまいますが、少し前にGIGAスクール構想に向けて学校が大量導入したChromebookが修理できずに大量廃棄というニュース記事がありましたが、正直お上の御意向による見切り発車で何も考えずに大量導入した機器の末路、というだけでChromebook(ChromeOS)が悪いわけではないと思います。
常識的に考えてPCに限らず安価に大量導入できる精密機器は使い捨て、あるいは故障したら交換する前提で設計されていることが多いと思います。そうしないとコストダウンできないのですから当たり前です。それを修理できないのがおかしい、とする記事のほうに違和感を覚えます。

それ以外にも「ChromeOS Flex搭載電子黒板」とか「MinecraftがChromebookに正式対応」のようなニュース記事もあり、ChromeOS、Chromebook界隈の盛り上がりを感じますね。
私もたまにChromeOS Flexでは使えないGoogle Playを使いたいと思うことがあり、そんなときはうっかりChromebookを購入しそうになります。

私がChromebookに求めるものは物理的な軽さと軽快な動作なので、いま一番気になる機種はこちらです。
Chromebookは安さのみに注目されがちで、実際にも画面や本体も安っぽさを感じてしまうものが多いのですが、性能面では普通に実用的なのですからもう少し画面解像度や本体のデザインがスタイリッシュな製品がでてくれると嬉しいですね。

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