Chrome OS Flexを日常で使う(3)ブラウザ編
Chrome ブラウザは普通に使える!
ChromeOSのメイン機能となるブラウザはChromeです。
これまでWindowsやMacでChromeを使ってきた人であれば、完全にそのまま使うことができます。
ということでブラウザを日常使いするぶんにはなんの問題もありません。
普通に使えすぎて特に説明することがないので参考ポイントをいくつか上げます。
Chrome OS Flex設定時のGoogleアカウントでログインされた状態になっています。他OSでGoogleアカウントを使っていた場合は設定やブックマークなどが自動で同期されます。
ChromeOS(Linux)に対応していないChrome拡張機能は無効化されます。Windows専用の拡張機能だった場合はChromeOSでは使えませんが、私の環境ではiCloud同期の拡張機能以外は全て使えているので意外とそのまま行ける感触です。
Chromeの設定や操作感は他OSのものと完全に一緒です。
Microsoft Edgeをいれてみた
ChromeOSですし素直にChromeを使えばいいのですが、実は私Windows/LinuxではEdge、Mac/iPhoneではSafariをメインに使っておりまして現在Chromeはセカンドブラウザの位置づけです。少し前まではWindows/LinuxではChromeがメインだったのですが、業務の都合でChromeエンジンに移行したEdgeを使い始めたらなかなか良くて・・・。
ともあれLinux(Ubuntu)でもEdgeを使っているので、ChromeOSでもEdge使えないかなと試してみました。
先に書いておきますが、今後もChromeOS上ではChromeブラウザを使っていきますし、Chromeブラウザを使うべきだと思います。
あくまで興味本位でMicrosoft Edgeを入れてみた、とご理解いただけましたら幸いです。
まずはMicrosoft Edgeのページからダウンロードします。
ここで少々注意ですが下記画像の「Edgeをダウンロードする」をクリックするとWindows版のバイナリ(exeファイル)がダウンロードされてしまいます。
そこで上の「ダウンロード」をクリックして各OS向けのバイナリがまとめらているページに飛びます。
下の方にある「Linux(.deb)」をクリックしてダウンロードします。
※ 別記事にまとめますがChromeOSはDebianベースです。
ChromeOSのアプリランチャーから「ファイル(水色のフォルダアイコン)」を起動します。
ダウンロードフォルダに先ほどダウンロードしたEdgeのdebファイルがありますのでダブルクリックします。
インストールが開始されたらOKを押してしばらく待ちます。
インストールが完了したらChromeOSの通知でインストール完了が表示されます。
ChromeOSのアプリランチャーを見るとMicrosoft Edgeのアイコンがあると思いますのでクリックして起動します。
無事に起動しました。
一見問題ないように見えますが、実はChromeOSネイティブではなく、ChromeOSの「Linux開発環境」で動いていることから、色々と制限があります。大きなところだと「日本語入力が効かない」など。
またアンインストールもChromeOSの設定からはできず、Linux開発環境のコンソール上からやる必要があります。
WindowsでいうとWSL上で動かしているというとわかりやすい人もいるかも知れません。
ということで、Microsoft Edgeは動きますが素直にChromeを使おう、ということでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?