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Little Feat [Sailin Shoes] Warner-Pioneer P-10030W

大好きなリトルフィートの2枚目のアルバム、Sailin Shoesです。

フィートのアルバムとは切っても切れない関係のネオンパークという画家が最初に手掛けたジャケ。

足と目がついたケーキがブランコに乗って、それをカタツムリが眺めている、衝撃的な絵です。


木にも目玉がついていて、蹄まであります。これがウエストコーストのロックバンドのジャケとは到底思えません、初めて見たときいいったいどんな音が入ってるのか想像がつきませんでした。

ゲイトフォールド広げた感じです。

右下の作家「NEON PARK」のサイン。

内ジャケは歌詞カード、これに天辰さんの解説もついてます。

ウエストコーストといってもフィートはニューオリンズ、リズム&ソウル、ファンクの要素がかなり強く、大ヒットはしませんでしたが同業のミュージシャンに愛されました、日本でも桑田さんや、矢野顕子らが影響を受けてます(矢野さんのファーストにはフィートのメンバーも参加、桑田さんはトリビュートアルバムに参加)

Impression

このアルバムから名曲も沢山生まれています、最高傑作の次のアルバムより僕はこちらのほうが好きです。まだ、キーボードのビルペインらの存在が薄く、リーダ件ボーカル件ギターの故ローウェルジョージの独檀場、天高く舞い上がるフェイザーをかけまくったスライドギターがたまりません。

My Favorite Songs

Easy To Slip

めちゃ乾いたイントロのギターがカッコイイ。オープニングに相応しい曲です。ところで日本のロックバンドの「めんたんぴん」が2006年に出した「イロニアの音謡」というアルバムの1曲目「天国への場所」という曲がイントロそっくり、曲調もそっくりで、パクってるやん。というより佐々木忠平さん「やるなー」と思わずニヤニヤしてしまった。

Cold Cold Cold

ライブでも定番になる、ファンキーな曲。

Willin

ファーストアルバムからの焼き直し。やっぱこの後のライブでのアレンジになってます。文句ない代表曲、リンダも歌ってます。
ライブ画像、ビルペインのピアノ最高過ぎる。

Sailin' Shoes

いきなり歌詞にコカインとか出てくるのでドラッグソングでしょう。対訳無いのでわかりませんけど、中間部のアコでのスライドギターが素晴らしくイイです。

Label

ワーナーパイオノイアの白レーベルの見本盤です。P-10030番ですが、オリジナル発売当時、日本ではこのセカンドは発売されてなくてデキシーチキン、アメイジングの後に出たので10000番台です。

日本盤なのでマトは割愛

でもこの見本盤、USセカンドプレスのパームツリーと音比べしましたが、日本盤の圧勝でした。

USオリジナルはワーナーのグリーンレーベル。中古相場で諭吉1枚以上です。今まで何度も店頭で見つけましたが、1万以上のプライス。という事でこの見本盤で十分満足してます。

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