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Ry Cooder [Same] Reprise RS-6402

ライクーダーの1971年に発表された、ファーストアルバムです。

しかし、なんという自信に満ちあふれた素晴らしいジャケットなんだろう。

朝焼けのドライレイク エルミタージュにキャンピングカー。その車の横に立ってる主人公のライ。ジャケ上部にはネオン管で作ったような RY COODERの文字。撮影はフランクベスです。
リトルフィートのファーストのジャケも同じく撮ってます。


調べたところ、この場所はLAから2時間くらいで着く干上がった湖とのこと。ここでよくドラッグレースなど行うらしいです。

よく蜃気楼が見えるそうなんでエルミタージュ(蜃気楼)というそのままの名前がついたそうです。

まさに満を持してのデビューアルバムのカバーといえますね。



Impression

インストの1曲のみオリジナルですが、あとはすべてカバー。ロックのアルバム概念から外れた選曲。
ウッディーガースリー、ランディーニューマン、から戦前戦後のブルース、スリーピージョンエスティス、ブラインドウィリージョンソンなどの曲を、この時代的なアレンジでやってます。

プロデューサーはアメリカ再発見、バーバンクサウンドの仕掛け人であるレニーワロンカーとヴァンタイクパークス。

My Favorite Songs

How Can a Poor Man Stand Such Times and Live ?

アリフレッドレードの作品、と言っても誰かわからないのですけど。フォークの人だったようですけど。エレクトリックなスライドがカッコいい。

Police Dog Blues

アコでのブルース。

Goin' to Brownsville

スリーピージョンエスティスの楽曲。見事なマンドリンを聞かせてくれます。

Label

リプリーズのオリジナル タン Wマーク無し。カタログNoはRS-6402 マトは両面1です。

はっきり言ってライのへたうま的なボーカルが、味わいがあってグッドですね。勿論ギターは凄すぎますけど。

ラスト2曲のブルースのカバーは本当に素晴らしいと思います。


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