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Young Rascals[ Good Lovin'] Atlantic 8123
ブルーアイドソウルといえばやはりヤングラスカルズ、と言ってもこのバンドも40年以上全くノーマーク。しかしここ数年前から気になっていました。
というのも、山下達郎さんがサードアルバの超名曲のGroovin' をカバーしていて、その曲は以前から知っていましたが(達郎のラジオの宣伝で良くかかるので)この曲がヤングラスカルズだと知ったのはここ数年です。
いや、こんなブログやってるくせにこんなことも知らんのか!と怒られる人もいると思いますが、まぁー正直に書きましたので許してください(笑)
もともと、黒人のソウル系は全く聞かないのですが(どーも肌に合わんというか・・・決して差別的な事を言っているのではないですが)白人のソウルは結構好きで、昔のボズ、ホール&オーツなどは良く聴くのです。ですから今回のヤングラスカルズもすんなり入れました。っーか完璧に(今さら)ハマりました。
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おそろいの訳の判らんスーツに身を包んだジャケ、ビートルズの襟なしスーツを意識したのか、さらにヘンテコなデザインのスーツと短すぎるタイ、おそろいのコーディロイのパンツ。本当にこんな恥ずかしい恰好で演奏していたのだろうか?B4でも例のスーツはすぐに辞めたと思ったが。この恐ろしい着こなしの流れはそのまま我が国のGSへと波及していきます(本当かよ)
ところで、音楽評論家の故、小尾隆さんのこの本、古本屋で買ったのですが、物凄く役に立ってます。
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ヤングラスカルズは1964年にニューヨークで結成、メンバーはフィリックスキャバリエ(キーボード、ボーカル)エディブリガッティ(パーカッション、ボーカル) ジーンコーニッシュ(ギター、ボーカル)ディノダネリ(ドラムス)のベースレスの変わった編成、4枚目からはヤングをとってただのラスカルズになります。 僕が好きなのはヤングがついている頃のサードアルバムぐらいかなー。
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裏ジャケです。 曲順にリードシンガーが誰なのか書いてあります。非常に助かりました。
Impression
このファーストアルバムは彼らのお気に入りのソウルのカバーが大半を占めていて、まさにソウルアルバムと言えるのです。なぜか前年ヒットのディランのライクアローリングストーンもやってますが(笑)
なんか日本のGSがやってるような元ネタ的歌もあり楽しめます。
ベースレスですが、そこをフィリックスのオルガンが隙間を埋めます。
「白人のソウル」とは良く行ったもので、フィリックスとエディのボーカルは本当にソウルフル、特にエディは黒人じゃねーのか?と思えるほど熱い。
My Favorite Songs
Slow Dow
ビートルズのカバーでも有名なこの曲。サビの部分の盛り上がりはB4にも競る勢いオルガンのソロもたまりません。
Baby Lets Wait
ここでのエディのボーカルのソウルフルな事、まさに熱唱です。
I Believe
これもエディーの渾身のソウルバラード、まさに極上です。
Do You Feel It
オリジナルです。ギターのコードカッティングがきもちよすぎます。コンサートの後半に持ってこいのナンバー。
Good Lovin
大ヒットしたナンバー、ここでもリズムギターがかなりカッコいいです。
エドサリバンショウ、へんてこスーツ着てる(笑。しかも靴下パンツインって、ありえん(爆
Like A Rolling Stone
前年大ヒットしたディランの代表曲。
いくらヒットしたとはいえ、次の年にいきなりカバーするとは。
Label
アトランティクのオリジナルのパープル/レッドのMono盤です。
マトはA面B、B面Aです。
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かなり傷多くVG+くらいですが、なんとか聴けるかな。
先ほどの本で筆者の小尾さんは数あるUSAのアルバムカバーの特集から自分の思い入れの強いアーティストだけに寄与文を載せています。
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それはバーズ、ザバンド、ザッパ、Jガイルスバンド、なのですがそのなかにヤングラスカルズも入っています。思い入れが強そうです。
しかし、残念ながら私は今のところザッパ、Jガイルズは無理です。そのうち聴けるようになるかもしれませんけど(笑
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私も以前はStereo、Mono盤、両方とも揃えていましたが、ある日、突然自分が聴きやすい方だけ持っていればいいんだ。と悟りを開き、Monoだけ残しました。ビートルズ、ストーンズ、ビーチボーイズも同じでように大方monoだけ残しました。(ホワイトアルバム、レットイットブリードのようにあまりにMonoが高い場合は別です)
なんせ収納スペースに限りがあり1.000枚が限界ですので。