陰陽虚実を知る武器!〜アトピーの本来の体質と今の状態を見極める
●陰陽虚実を知らずどうやって治す?
人間にはタイプがあり陰陽虚実がある!ということはご存知でしたでしょうか?同じ病気といえども、陰陽虚実があり、そして、もちろんアトピーなどにも陰陽虚実があります。つまりは、同じ病気にかかっていても、同じアトピーにかかっていても、同じ病気だから=(イコール)ではない、ということなんです。つまり、同じ病気にかかっているから同じことをやれば治るってことではない、ということ。これが病気に効いた、私にはこれが効いた、そんな情報が全く自分には効かなかったということはザラではないでしょうか?
その理由はズバリ、同じ病気でも陰陽虚実が違うから!
●陰陽虚実を1つ1つ説明してみると・・・
実とは、体力や血液量や免疫そのものの体のバイタリティが高く、免疫自体も白血球も多め。つまりは体を守ってくれる免疫が多いため、若干の無理は効いてしまうので、食べ過ぎ、飲みすぎ、などもしてしまいがちなことも。そういった無理をしてしまうことで、老廃物を多く排出し溜め込んでしまう傾向もある。
虚とは、体力や血液量や白血球などの免疫も少なめなタイプ。免疫が少ないために、無理をすると体力を損傷しやすい。内臓の働きも弱りやすくなる。血の量が少ないために、末梢に血液を届けきれず、手足の冷えなども顕著に出やすい。血が足りなくて手足に届かないイメージ。
陰とは水と火でいうなら水。多くても少なくても、自然も人間も水と火の割合がほぼ同等で保ちバランスが取れて働きが保てるのだが、陰とは火性質よりも水の性質が勝つということ。陰には、夜・冬・休息・ゆったり・しっとり・皮膚が白い・副交感神経優位・リンパ球優位、などの言葉でも表されると私は考えています。傾きすぎると、代謝が悪い・動けない・だるい・眠い・浮腫む・水の代謝が悪くなって冷える・皮膚などの外側に病気が出やすい・ストレスに敏感すぎる。
陽とは、水と火でいうなら火。これも多くても少なくても、水と火の割合が火が勝つということ。代謝が激しく活性酸素を作りやすいなどの特徴がある。陽とは、朝、夏・行動・ハツラツ・元気・交感神経優位・顆粒球優位(リンパ球が低い)などの言葉で表される。傾きすぎると、代謝過多・活性酸素が出やすい、除去されにくい・乾燥する・枯渇する・熱がこもる、皮膚がくすみやすい、暗いトーンになる・疲れや病気に鈍感になる。
となります。
●自分は1・2・3・4どこにいる?
1.実の陽なのか、2.実の陰なのか、3.虚の陰なのか、4.虚の陽なのか、この4つの組み合わせの中のどこに自分はいるのか、わかっておくことがまずは体を作っていくことの基本中の基本になります。この全ての性質が過剰になった時に病気は発症します。あてずっぽで健康法を選ぶのではなく、自分はどの方向へ戻ること、もしくは向かうことが中庸という病気になりにくいゾーンにに入り込めるのか計算しなくてはなりません。ただし、全てのことはきっちりみっちり分かれている訳ではないので、例えば、実の陽ぽいのだけれども、実の陰の気もあるなぁ、なども起きてきます。しかしながら、1と3、2と4などは性質が真逆の場合は共存はしにくいと考えます。
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