「状況は常に変化するもの」天下理無常是、事無常非
天下理に常の是無く、事に常の非無し
―天下理無常是、事無常非―
[原文](列子 説符)
天下理無常是、事無常非。
[書き下し文]
天下理に常の是無く、事に常の非無し。
[原文の語訳]
天下の真理も常に正しくなく、事も常に誤りでない。
[解釈]
何事も常に正しいわけでなく、かといって常に誤りということもないということです。
組織でも、昨日まで正しいとされていたことが、方針転換により今日からは正しくないとなることがあります。
前例がないことは非常識とされがちです。昔の常識が現在では通用しないこともあります。
状況は常に変化するものです。アンテナを張って、社会の変化に柔軟に対応していく必要がありますね。