「ピンチをチャンスと捉える」転禍而為福
禍を転じて福となす
―転禍而為福―
[原文](戦国策 燕策)
知者之挙事也、転禍而為福、因敗而成功。
[書き下し文]
知者の事を挙ぐるや、禍(わざわい)を転じて福となす、敗に因りて功を成す。
[原文の語訳]
智者を事例とすれば、禍を転じて福にさせ、失敗を成功の要因とする。
[解釈]
災いを上手く利用することで、逆に自分に有利になるようすることです。ピンチをチャンスと捉えるという意味ですね。
困難は成長の機会と言いますが、状況改善のためといって、無計画な悪あがきに要注意ですね。
おいしい話など心が揺らんだときに、すっと正気に戻せることが、災いからの起死回生できる機会になるのです。