「時空間を掌握する」得時者昌、失時者亡

時を得る者は昌え、時を失う者は亡ぶ
―得時者昌、失時者亡―

[原文](列子)
得時者昌、失時者亡。

[書き下し文]
時を得る者は昌え、時を失う者は亡ぶ。

[原文の語訳]
時に恵まれたものはさかえ、時に恵まれないものは滅ぶ。

[解釈]
時運を活かす人は栄え、機を逸する人は滅びるということです。

タイミングをしっかり捉えられるか、また自らチャンスを作り出せるかといったところでしょうか。

ミスが発覚した時、早めに対処することにより、ピンチをチャンスにすることもできますが、遅くなると傷口が広がり収拾がつかなくなってしまうこともあります。

盛況なときこそ次の仕掛けをするチャンスですが、そこで胡座をかいてしまうと次の機会を手放してしまうことにもなりかねません。

組織の中でも時間空間を把握できる人がいると段取りが捗り生産性があがります。逆に時間を無駄に使ったり、段取り下手がいると全体の生産性が落ちる危険性があります。

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