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阿部詩が負けた。

阿部詩が負けた。 一瞬だった。 勝負の世界は厳しい。加えて柔道の場合は一本取られたらその瞬間に勝負が決まってしまうことを、 詩選手もすっかり忘れていたようなリアクションだった。 どんなに他より強くても、今目の前にいる相手に勝たなければ上にいけない。 技をかけようとして優位に見えたその隙に足を掬われ一本を取られた。 俺もビジネスの世界で足を掬われ負けた。 俺もあのとき足を掬われ、なす術はなかった。 しかし、次のチャレンジはしなかった。 多分、彼女は次のオリンピックに向けてチ

    • 米国連邦最高裁の判決をキミはどう見るか?

      米国連邦最高裁 supreme court が、大学の入学選考を行う上で黒人やヒスパニックなどの人種を考慮している措置(race-based university admission)を、法の下の平等を定めた憲法に違反するという判決を下した。このことに関連して、性差別を考えさせられた。今、LGBTQに関しての関心が高まり、彼らを尊重する動きがあるが、その考えも無くなってしまうぐらいの平等がこれからは求められるようになると感じた。日本はもっと遅れていて、会社の中の、あるいは会社

      • 「住み継ぐ」ということば

        築200年弱の古民家に住んでいる私は、歴史あるこの家を実際に住む為に譲り受けたことを指して「住み継ぐ」という言葉を使うことが数回あった。そのとき意図している意味を結構ストレートに理解してもらえて、ヒキがいい。ボクがこの言葉を知ったのは、「千葉県古民家再生協会」に参加したとき、プラス、今のこの古民家を手に入れるためにラブレターを売主に書いたとき、このウエブサイトにあった「住み継ぐ」という言葉を拝借したとき(https://www.chiba-kominka.com/)。 そして

        • 加藤登紀子@松本

          以前から日本に帰ったら一度は聞きたいと思っていた方。たまたまサーチしていたらなんと松本に来るではないですか。しかもツアー初演が松本。取れたチケットは8列目ど真ん中。単純にラッキーと思った。 ところが当日昨日知ったのはもっと深い意味のあるツアーだったこと。何故松本がスタートなのかもステージが始まって知った。 多くのヒストリーと深い想いを持った歌声は心に響く。 今はもう21世紀という時代なのに戦争が起きている。その大きな一つでは、一方があまりにも非人道的だから多くの人や国がそう

          贈ることば

          3月に入ると春から旅立っていく人を知ることが多くある。 見送る立場からメッセージを綴る機会が多くある。 その中には大先輩も居る。 その方との接点はとても貴重なものだったりする。 なぜなら学ぶものが多かったから。 どう言葉にしていいか分からない、どう綴っても自分の気持ちを十分に伝えられていないと感じるのは、そこの「学び」に加えて「温かさ」があったから。 思い出となったそのときのことを、感謝を込めたメッセージにしようと思っても自分が満足できる言葉が見つからない。

          贈ることば

          強く思い描くと実現する

          昨年稲盛和夫さんが亡くなった。私はこの方が大好きで、勝手に尊敬している。崇めていると言ってもいい。数々の心に響く言葉を残されている。その中の一つに、「強く思い描くと実現する」(exactでは無いが)といったものがある。 私は以前からなんとなく東京一極集中で地方に賑わいがなくなっていくことに抗う気持ちがあって、地方創生とか地域活性化と言われることに興味があった。一方、社会のモラルが乱れている顕れのような事件を聞くたびに教育の大事さを感じていた。 2年前の秋に地域活性化がテー

          強く思い描くと実現する

          ボクのno+eのスタート

          2022年も今日で終わり。 2020年に米国LAから初めて全てを引き上げて帰国した。 相当な覚悟で。 なんとなくやりたいこととして地域活性化という言葉に惹かれ、その言葉にどういうヒストリーがあるかも知らず、なんとなく巻き込まれていった。 人生の夏休みも今年で終わりにしよう。 2023年からは全く未知の世界に飛び込む。 最近巷では「リスキリング」という言葉がよく聞かれる。 自分は正にそれなのではないかと一応自分も時代の流れに取り残されていないかのように自分を思い込ませるように促

          ボクのno+eのスタート