addiction(依存症)の反対語は正常ではなくcommunication(絆)である
麻薬や覚醒剤といった薬物には中毒性があることが知られており、その原因は薬物成分に依存性があるからだというのが一般的な見解ですが、この見解を否定する「ラットパーク」と呼ばれる実験があります。ラットパーク実験の研究者は、薬物中毒の原因は外的要因つまり薬物依存者の置かれた生活環境にあるとします。
1960年代にスタンフォード大学のアブラム・ゴールドシュタイン教授は、ネズミを使った実験から薬物依存の原因を追及しました。実験結果から薬物中毒は薬物自体の成分が原因だと結論づけたゴールド