コロナ対策と熱中症対策におけるマスクの存在
学校でのコロナ対策について、文科省から通知が出されました。
長い通知のなかで、僕が伝えたいところをピックアップします。
現状とギャップがあると感じたところです。
今回の文科省の通知では、マスク着用よりも、手洗いをすすめています。
理由は、マスクの着用による熱中症のリスクを減らすためです。
ここからは僕の考えです。
文科省が改めてこの通知を出した意図は、マスクをつけないことへの批判に対応するためだと思います。
通学中の子どもに対して、『マスクしろ!』と声を荒らげる方もいるというお話が聞こえてきます。
悲しいので、僕も僕なりに伝えてみます。
マスク着用は感染症対策として一定の効果があるのだと思います。
しかし、マスク着用もあくまで感染症対策の「手段」です。
手段なので、目的を達成できれば、別の方法でもかまいません。
例えば、手洗いや換気などでも感染症対策はできます。
言葉を丁寧に読みとってもらいたいのですが、つまるところ、
マスク着用は、コロナ対策になるよ!
でも、マスクをつけていないことが、コロナ対策をしていないことを示すものではありませんよ!!
ってことです。
マスクしてなくてもこまめに手洗いしてたら、対策○だし、
マスクしてるけどせまい会議室で何人も集まっていたら、対策×です。
そう考えると、この暑さのなか、とるべき手段は「マスク着用」にこだわらず、手洗いや換気などそれぞれの場面に応じた対策です。
改めて、ぼくの想いを示すと「マスクつけてないことに対して、攻撃するのはやめましょう!」ってことです。
感染症対策はするべき。熱中症対策もするべき。そして、もっと細かく一人ひとりの事情にあわせて、みんなで健康をつくっていくべき。
そのためには、マスク不着用への怒りをほぐしたいと思い、投稿しています。
こんなもん、みんな悩んでいると思います。みなさんの意見を聴かせてください。
ちなみに、文科省は教育委員会や校長に対して
「特別な消毒は必要ないし、必要ならば教員以外にお願いせよ」
「風邪症状が出ているのに、来たらだめ。それは先生も同じ。だから先生が休めるように、普段から仕事の進捗を把握し、体制を確保せよ」
「職員会議は最小人数でせよ。情報共有なら会議ではなく、ICT活用せよ」
などいってます。ご参考ください。
https://www.mext.go.jp/content/20200806-mxt_kouhou01-000004520_3.pdf
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