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【メルボルンでバリスタをしたい人へ】よくあるコーヒーの注文パターン

結局オーストラリアで1回も更新できないまま1年が終わってしまった…

全然更新できなかったので、これから少しずつメルボルンでの生活を振り返っていこうと思っています。




さて、オーストラリアといえばコーヒー。そしてコーヒーといえばメルボルン!

わたしは最後の半年間、週末にバリスタとして働いていましたが、コーヒーを作るのはもちろん、注文を取るのが大変だなあと感じました。

メルボルンはオーストラリアの中でもコーヒー文化が特に強い街なので、とにかくみんな自分のマイオーダーがある。

strongとかweak、extra hot、3/4 fullなど……中々こだわりの強いオーダー多めなのがメルボルン。

「オーダー細かいなほんまに」と思うことが本当に多かったけど、これも文化のひとつなのでおもしろいです。

そこで今回は、よくあるコーヒーのオーダーをいくつか紹介していこうと思います。

メルボルンのカフェで働きたい!と思っている方の参考になれば幸いです。

わたしの職場

どうでもいい情報なのですが、わたしが働いていた店をざっくり紹介。

  • カフェではなくスタジアムにある売店

  • 全てテイクアウェイ(イートインなし)

  • サイズはひとつだけ

試合が始まる前や試合中にお客さんがコーヒーを買いに来ます。

テイクアウェイのみなので、ラテアートはせずにとにかく早く作ることが重視されるタイプでした。

わたしはコーヒーを作ったりピーク時はひたすらオーダーを取ったりと、バリスタもレジもやっていました。

ブラックコーヒーとホワイトコーヒー

オーストラリアでは、コーヒーはざっくりブラックコーヒーとホワイトコーヒーに分けられます。

ブラックコーヒーはミルクを入れないエスプレッソやロングブラックのこと。

ホワイトコーヒーはラテやカプチーノなど、ミルクを使ったコーヒーのことです。

詳しいコーヒーの種類は色々なサイトで見れるので、ぜひググってみてください。

よくあるオーダーのパターン

注文を取っているとよく聞くオーダーがわかるようになります。

最初はテンパるかもしれませんが、少し知っておくだけでもやりやすさが変わるはず。

①Strong / Weak

個人的にメルボルン以外では聞いたことない言い方です。

Strong=ショット追加
Weak=1/2ショット

人によっては普通に「extra shot」とか「half strength(strong)」と言いますが、メルボルンではこのstrongやweakと言う人が多いです。

例えば、通常のコーヒーを2ショットで作っているのであれば
strong=3ショット
weak=1ショット
になります。

ゴールドコーストに住んでいる友達には「strongとか聞いたことないわ!」と言われたのですが、これはメルボルンだけなのでしょうか?気になる。


②Extra hot / warm

熱め(extra hot)とぬるめ(warm)ですね。日本でもよくあるオーダーです。

子供用にホットチョコレートを頼むときは、warmで頼んでくる人が多い印象。

お年寄りはextra hotにする人が多いイメージもあります。

あと、たまにいるのが「extra extra hot」とか「沸騰してるくらい熱くして」とか言ってくる人。

こういう人たちは「めんどくさ〜」とは思うんですが、どれだけ熱くしても文句は言ってこないので最上級に熱くして作っていました(笑)


③3/4 full・1/2 full

3/4 fullを頼む人もよくいます。

カップいっぱいにミルクを注がないで、4分の3くらいにしといて〜という意味です。

半分の量の 1/2 fullにする人もたまにいます。

わたしの予想では「ショットを追加するほどではないけど、ミルクをフルで入れると味がミルク感が強すぎるから、ミルクを少し少なめにしてほしい」のではないかな〜と思います。

わたしが注文を取っているときは、わたしからわざわざペンを取って「ここまでにして」と線を引くお客さんも。こだわり強いネ。

強いコーヒーが好きな人は、strong(ショット追加)にして1/2 fullで頼む人もいます。


④ブラックコーヒーにミルク追加

エスプレッソやロングブラック、あとは紅茶にミルクを入れてほしいというオーダーも多いです。

オーダー自体は難しくないのですが、人によってはシンプルに「with milk」と言ったり「with a dash of milk」という言い方をする人もいます。


⑤砂糖はこっちがいれます

日本のカフェは基本的にコーヒーを受け取ってから自分で砂糖を入れますが、オーストラリアでは注文時に砂糖の有無を伝えて、コーヒーを作る前に砂糖を入れます。

例えばお客さんはこんな感じで言います。
「Can I have Flat White with 1 sugar?」

1 sugarは砂糖1杯分。注文を取ったらレジの人かバリスタが砂糖を入れるという流れです。

普通の砂糖だけではなく、sweetenerやequalという砂糖の代わりになる甘味料やはちみつも用意されているカフェが多いです。

初めてメルボルンのカフェで働いたときはequalを知らず、注文を受けたときに「???」となったので、知っておくと便利だと思います。



ここまで紹介したパターンに加えて、コーヒーの名前とミルクの種類も合わせて注文するので、本当に情報量が多いです。

オーダーはこんな感じ。

  • Long Black with a dash of milk

  • Weak soy latte with 2 sugars

  • Strong cappuccino with 1 sweetener, 3/4 full, extra hot

  • Almond flat white with 1 sugar, warm

オーダーの種類は無限大にあることがわかります。

また、ミルクの種類も多いので慣れないうちは聞き逃してしまうことも全然あります。

なので、注文は必ずリピートしてお客さんにも確認してもらいましょう。

慣れてきたら余裕も出てくるので、お客さんとの会話を楽しんでくださいね。



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