【雑記】ヒエラルキーが、気になりますか?
こんにちは!美少女画作家の細川成美です!
今回のnoteはこちら!
【雑記】『ヒエラルキーが、気になりますか?』
となっております!
思ったことを書いているだけの雑記ではあるので、
今回の記事は読みたい方だけ読んでみてください。
あなたは自分のヒエラルキーが気になること、
ヒエラルキーに固執してしまうことがありますか?
ヒエラルキーというのは簡単に言えば「身分制度」という意味です。
わかりやすい例を出せば スクールカースト などがそうでしょうか。
あなたは職場や学校などでの自分の身分が気になることはありますか?
今回はそんなヒエラルキーに関しての話です。
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話は、1年ほど前に遡ります。
私は集中が続かなかったり、そのせいで絵がなかなか進まない時、
あえてカフェやファミレスでアイデア出しやラフ作業をする時があります。
理由は長居してはならないという思いから、制限時間を意識できるというのが大きいと思いますが…今回のnoteとはあまり関係がないのでここは割愛させていただきますね。
その日もたまたま家で集中できず
近場のカフェに出かけてカリカリ絵のラフ案を練っていましたところ、
私の隣のテーブルに二人の女子中学生が座りました。
彼女たちのルックスは派手でなく、普通の女の子と言う印象で
クラスで強く主張をするようなタイプには見えませんでした。
隣から大きな声で話が聞こえてくるのです。
「髪型、変じゃないかなぁ。オタクっぽくない?」
「変じゃないよ、ストレートで綺麗だと思う。」
「でも、黒髪って重い印象あるって聞くし…」
オタク、オタク、と言葉が出てきます。
彼女たちは、オタクになりたくないと強く思っているようでした。
私自身も膝下スカートにメガネ三つ編みというオタクでしたし、
オタク友達は「男勝りな俺っ子」「アニメ声の女の子」「天パでそばかすっ子」などいろんな子がいました。
オタク楽しいけどな、みんなそんなになりたくないのかあ、
という思いで聞いていました。
まあでもね、
世間がイメージする一般的なオタク像はお世辞にもおしゃれ!かっこいい!とは言いづらいですから、わからなくもありませんが。
彼女たちは見た目に悩みを抱えているのかなぁと思っていましたが
彼女たちの悩みは、そんな簡単なものではなかったようなのです。
「この部活、入る?入った方がいいと思うけど練習がきついらしいし…」
「でも入らないと、私たちあの子たちと一緒になっちゃうよ」
「なんかああいうオタクにはなりたくない。」
「この子は、先輩とコネクトがあるから友達になっておいた方がいいよ」
こんな言葉がどんどん飛び交う。
彼女たちは外見を気にしていたわけではなく、
部活に悩んでいたわけでもなく、
外見や人脈によって自分の身分、つまりヒエラルキーが上下することを気にしていたのです。
今の中学生って、彼女たちにかかわらず
かなりの子がヒエラルキーを気にして生きていたりするのでしょうか?
「あの子は利用できる」
「あの先輩とは仲良くなっておいた方がいい」
「あの子たちみたいにはなりたくない」
こんな言葉がぽんぽん出てくることにものすごい衝撃を受けました。
ヒエラルキーを重視すること自体は悪くはない
だが気にしすぎるのはちょっと不健康
「自分が上位層にいたい。下層に行きたくない。」この考え方は、出世したいと思う人には特に大事ではあると思いますし、
生きる上でもある程度必要なものではあると思っています。
この価値観に対して自分は批判などする気はありません。
日本では今、何かと順位にされますからね。
成績だって順位、かけっこだって順位、職場だって上司と部下、
二次元にもアイドルにもキャラ人気投票なんかがある。
ヒエラルキーが気になるというのは、
良く言い換えれば「向上心」があることの裏返しだと思うので、
そういう意味では大事な価値観です。
しかし何事も適度が一番健康的です。
あなたはどうでしょうか?
ヒエラルキーを気にしすぎていませんか?
ヒエラルキーを気にすることが多すぎて、
息苦しい毎日を送っているのではないでしょうか?
人目ばかり気になっちゃったり、
人の基準ばかり気になってそこに合わせて自分を上げようとしてしまう。
でも自分には自分のペースもあるし価値観もあるから、
それを続けてるといつか息切れする。
苦しい苦しい、でも下がりたくないからやめられない。
そうなっていく気がする。
そんな生き方してたら疲れちゃわないですか?
私はさっきも言った通り、オタクに生きてきましたから、まさしくヒエラルキーの下層の方にいました。
特別蔑まれたわけでもないしいじめられたわけでもないのですが…
特に発言権を持たない目立たないって言ったら良いんでしょうかね?
そんな感じのポジションにいました。
下層にいた私が私なりに思ったことを述べると、
別にヒエラルキーの上層にはいなかったけど、
それでも楽しいことには変わりなかったですよ。
趣味の合うオタクの友達はできたし、
その子たちと共通の話題で盛り上がって、
一緒に図書館で絵を描いたことは今でも思い出します。
はたから見たらどうでしょうか…。
オタクが集まってワイワイ騒いでる光景を誰かに
ダッサ、と笑われていたかもしれないけど、
でも私は犯罪を犯したわけでも、
常識に欠いた行動を取っているわけでもなく、
不潔な身なりでもなく、
強いて言うなら先生の言いつけを守った芋くさい着こなしの学生服で、
普通の人間として仲のいい友達とはしゃいでいるだけ。
それを恥ずかしいと思ったことはないです。
相性の良い子同士が集まるのが当たり前。
一緒にいて楽しい子の所に行くのが当たり前。
ダサいと思われてようがどうでも良い。
それは高いヒエラルキーを持ち出して人のことを見下ろしてる相手の方の性格が悪いだけ、という感じで。
とりわけ学校で生まれるヒエラルキーに関しては、
あまり気にしすぎなくても良いんだよ、と言いたいです。
それよりも、素の自分と気にせず仲良くしてくれる子を大事にしたほうが良いです。
それでももし向上したいなら、自分のペースで。
それが一番だと思います。
それに、
学校のヒエラルキーが全てではないと思うのです。
自分はありがたいことに、小中高とあまりヒエラルキーを意識しない学校生活を遅れていたのですが、何でかな〜と考えてみました。
そのためにはやはり、
複数のコミュニティにバランスよく属することが必要かもしれないな、と思いました。
私の例で言うと、
例えば家族は当たり前に、ヒエラルキー関係なく私に接してくれてました。
ありがたいのは、うちの息子、娘すごいんですよ!って以上に見栄を張るタイプでもなかったし、貶すだけのタイプでもなかったので、
「全く、うちの子は本当に勉強できなくてねえ〜っほほほ」
って面白おかしく卑下されるのを「えへへ…」と笑ってごまかす子供時代でしたし、
褒めてもくれる親だから、
「こんなことできた!」みたいなのはちゃんと報告しに行ってました。
学校でのヒエラルキーがどうであろうが、家族は私に対する対応を変えたりはしない。
そういう居場所があることで、平静を保つことが出来たのかもしれません。
それにtwitterで遊んでくれていた友達。
その子たちも特に学校のヒエラルキーに関係なく同じ趣味を持っていたり好きな漫画、絵を描いたりする私の応援をしてくれました。
学校って本当に狭い世界だし、
特に小なんて子供の独占欲や我が強い時期だからケンカも多い。
その地域で生まれただけのメンバーの寄せ集めだから
タイプが違う子がたくさん集まってきますよね。
年が上がるにつれてみんな落ち着いて行くし、
学歴なり、専攻なりで似たタイプの子が集まるむしろ高校大学からのほうが親友は作りやすい。
対人関係に器用な子もいれば、そうじゃない子もいる、
趣味も人種も、性格も本当に違う子が多くいるから、
みんなと仲良くなるのが本当に難しい。
学校って意外とうまくやりくりするのが難しい環境だと思ってます。
自分たちにとっては比重の多い居場所だと思ってしまいがちだから、
学校が自分の全てに感じてしまうけどそんなことはない。
学校3 家族4 ネット3
とかの比重で大事にしてみたらどうでしょう?
学校1 友達5 家族2 ネット2
とかでもいいのかも
特に小中高校では、人間関係を学びながら
自分の将来をちゃんと考えてコツコツ学ぶことさえ続けていければそれで十分です。
その学校で生まれるヒエラルキーは全てではないし、
別に将来に絶対に関わってくるものでもない、
学校を卒業したら消えるものも多い。
狭い学校の中でしか通用していないものですよ。
私の周りでも同様に、
小学校で生まれてたヒエラルキー、中学校で生まれてたヒエラルキー、
高校に入ってからその上位層のメンツは別の学校に行って全部リセットされたし、
大学に入ってからもリセットされた。
とりわけ私は高校で知り合いが一人しかいないところを選んでいるし、
大学も、愛知から出て小中高の知り合いがほぼいないところに来ているし、
そのせいもあるかもしれません。
学校のヒエラルキーなんてそんなもんです。
意外と、上層に行けなきゃ死ぬ訳でもなんでもないのですよ。
ヒエラルキーが気になる人ほど、
出来れば受験だったり何かの機械で知り合いが誰もいないところに行くのがいいですよ。それが一番リセットの機会になります。
あとは場所かなぁ、自分をさらけ出しやすい場所を見つけられたらそこでちょっとずつ自分をアピールして、自分らしいヒエラルキーの上位を目指せばいいと思うのです。
ネットでも良いと思う。
趣味の分野でも良いと思う。
大学でも、職場でも良いと思う。
学校のヒエラルキーだけが全てじゃないし、そこで上位取れなかったからといって悩む必要もない。
学校で取るには自分は相性が悪いだけかもしれない。
加えて上位にいないと罰せられる法律がある訳でもない。
私は内気だし、学校では本当に目立たなかったけど
絵は好きだから高校の時から絵を描いてネットに上げ続けた。
じゃあ今ヒエラルキーの上位にいるかと言われたら別にいないけど、
それよりも自分らしく自分をやれていると思う…のです。
そう思いたい。
学校だけに固執せずに、
もっといろんな場所に手を出してみても良いかもしれない。
そういうことが今こそ物凄くやりやすくなっていると思います。
ここで勘違いしないで欲しいのが、
ヒエラルキーの上位を目指すっていうのは、さっきも言った、向上心であったり、「自分を高める」という意味で私は使っているということです。
勉強も含め努力したり、技術を磨いたり、教養を身につけたり、人を楽しめるコミュニケーションを練習したり、人に気を配ったり、常識を身につけたり、見た目を整えたり、人脈を増やしたり。
そういうことで自分自身の地位を高めるということであって、
人のことを貶めたり、
誰かにマウントを取るために高めるものではないよ、
ということだけは常に頭に入れてます。
思ってることをつらつら述べているだけのまとまりのない文章になってしまいました。笑
でももし、
今学生時代で同じようなことで息苦しい生活を送ってる人がいたら、
①あまり気にしなくて良いんだと思ってほしい。
②知り合いがいないところを選んでしまえば意外とリセットできる
③属するコミュニティーを少し増やして、その中で自分がアピールできたり、向上できそうなところを探してみる。
この辺を意識してみてほしいです。
今回の雑記はこれで終わりです。
みなさま快適な生活を。
次回もお楽しみに!
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第二回目「(雑記)ひたすら少女漫画を避けて生きてきた。」
第三回目「意識しておかないと、欲は死んでいく。」
第四回目「〜に似てる!/〜ぽい!発言は作家にとって得しかない。」
第五回目「自分の作品を自分で褒めるスタンスになった理由」
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