4/1 雑記 ただ間に合ったこともあっただろうな
今日という日がエイプリルフールであるということに気を取られ過ぎていて、どこかの誰かにとっては新生活の始まりであるということをすっかりと忘れてしまっていた。レイトショー帰りの電車の中で、大学生とも社会人とも取れるどこか曖昧で甘ったるいやりとりが、先輩と後輩という構図で繰り広げられていて、ああ、確かに新生活の始まりにはそういった瞬間が存在していたよなぁ、とひどく遠い目をする羽目になってしまった。気温の上昇が始まりの季節だと刷り込まれている脳みそには、麗らかな春の日がまるで呪いのようで、そんな日に遭遇してしまった日には、いつからか「勘弁してくれ」と思うようになってきた。
『ガンパウダー・ミルクシェイク』を観てきた。
前に観に行った『ベイビーわるきゅーれ』の体験を刺激されたことで興味がわいたのだけれど、そんなことを思っていたら、両監督の対談が実現していて、驚きと納得がちょうど半々の感情になった。
思っていたよりもスタート地点からして救いようがなかったけれど、見たいものは見れた気がする。『ARMS』の美沙ママことラフィング・パンサーが主婦のまま淡々とめちゃ強い、みたいなシーン、みんな好きじゃないですか。そういう側面もあるし、アクションシーンの挿入が段階的に小気味よく挟まるので退屈しなかった。巨悪に対するカウンターであったりとか、その辺の構図がややぼんやりしているので、どこまで行っても消耗戦というか、失うものの方が大きく見えてしまうけれど、それでもそれぞれの眼差しの強さは好きだったかもしれない。8歳と9ヵ月の女の子があまりにも聡明なので、割と最近観た『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』が頭を過ってしまった。あれはあれでありのままの子どもの姿だからなぁ。3バカに同情してしまうあなたは、おそらく『ホームアローン』もダメージの大きさで楽しめなくなってしまうタイプでしょう。
冬アニメが終わっていくと同時に春アニメが始まっていく。締め切りに追われていた前職のときにも思っていたけれど、途切れ目がなくサイクルが回り続けていくのがどうしても納得できない。人生には相応な充電期間が存在して然るべき。ということは縦置き、冬アニメのアンケートを募集すると同時に春アニメの中から視聴する作品を決めた。
直感で残すと10数作品になってしまったので、9作品まで一応絞ってみた。せっかく上手くいっているシステムが崩壊してしまっては元も子もない。ご参考までにお聴きいただければ幸いです。冬アニメの方も奮ってご応募ください。
こういうアニソン回も出す予定なので、冬アニメのOP・EDもどうぞよろしく。