笹鳴 鳴海

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  • 奥行きのあるラジオ ブログ出張版

    ラジオを始める前からブログを書いてはいたのですが、 いつも、文章としての形を整えている内に、 熱量やテンションが逃げていくのを感じてまして。 曲りなりにも「ラジオ」を続けてきた身としては、 喋りにだったら多少なり熱が残ってくれるのではないかと そういう希望を託しての「ブログ出張版」でございます。 「奥行きのあるラジオ」の方では、 ある種「ちゃんとしなきゃな」という縛りを 自分に課しているところがあるので、 培ってきた便利なフォーマットを活かしつつ 雑談めいた気軽さでやっていけたらいいですね。

  • 日記~2018年6月~

  • 日記〜2018年5月~

最近の記事

奥行きのあるラジオ通信~2024夏~

「改めましてこんばんは」なんて二人が落とす影のストライプ。 どうも、鳴海です。 夏エンジョイ勢を反転アンチにさせるくらいには如何ともしがたい酷暑をどうにか乗り越えて今があるわけですが、どうやら去年よりかはちゃんとアニメを見ていたようで、感想もぼちぼち出せました。 感想を出せたのは、『小市民シリーズ』、『天穂のサクナヒメ』『菜なれ花なれ』『真夜中ぱんチ』の「P.A.WORKS」3作品、そして『負けヒロインが多すぎる!』でした。制作会社を軸に同時視聴する経験はなかなかないの

    • 25時間38分

       これが何の数字かと言うと、Amazonが提供しているオーディオブック「Audible」における『プロジェクト・ヘイル・メアリー』上下巻の総再生時間である。あまりにも途方もなく感じられるし、いったいアニメ何話分に相当するのか換算するのも煩わしい。けれど、実際に「読了」した今、そこにあるのは、自分が過ごしている日常の中からそれだけの時間が削り出されたという厳然たる事実だ。  無料キャンペーンに合わせてフォロワーさんが投稿していた丁寧なプレゼンに背中を押される形で登録してみたと

      • #特にいいねなどは募ってないけれど最近聴いている曲を勝手に並べて満足しよう #2

        の、コーナー。こんなん、なんぼあってもいいですからね。 ポエトリーをまるっと飲み下させる声の良さに加えて、繰り出されるオカルティックな文字列からの日常描写でとどめ。「イリヤの空」になんかそういうのあったな。信号機の四つ目の色は? こういうときの「feat.たなか」の安定感たるや。DUSTCELLに求めているものがあるとして、そこに理想通りに溶け込んでくれる。掛け合いもいいし、ユニゾンしてもいい。3rd Album『光』絶賛発売中。 個人的には全弾必中というわけではないけ

        • 奥行きのあるラジオ通信~2024春~

          「改めましてこんばんは」なんて二人が落とす影のストライプ。 どうも、鳴海です。 暑さにより日々のHP消費量が2倍になっているため、この記事すら這う這うの体で書いている始末ですが、ギリギリ感想をアップするところまでは漕ぎ着けているので、2024年春クールを振り返っていきましょう。春て。 感想を出せたのは、『響け!ユーフォニアム3』、『ガールズバンドクライ』 、『夜のクラゲは泳げない』の3作品。今クールは最初からここに照準を合わせていたかもしれません。 他にも『無職転生

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        記事

          Twitterの下書きを供養する

          YouTubeのメンバー特典とかもさ、だいたい月末のギリに投稿されるじゃないですか。という、必要のない言い訳から今日も始まるんですけど。 見切り発車はいつものこととして、取っ掛かりもあまり見当たらないので、Twitterに沈殿している下書きをここぞとばかりに供養して、そこに蛇足で膨らましていこうと思う。 ・「炙ったチーズ」なる概念をもっとも身近で提供し続けているのが寿司屋だという事実、冷静に考えると意味がわからない。 京都市内の映画館と言えば、MOVIX京都がまず最初に

          Twitterの下書きを供養する

          #特にいいねなどは募ってないけれど最近聴いている曲を勝手に並べて満足しよう #1

          の、コーナー。こんなん、なんぼあってもいいですからね。 『惑星』も大概ビビり散らかしたけれど、その次がこれて。ツボを押すのが上手い。もうすぐアルバムが出るらしいです。 いや、どういうことやねん。タイトルに偽りはないのに、この心地よさときたらどうだ。経歴が判然としないけれど、まさか初手でこれを? ウィスパーなボーカルと浮遊感のあるアンサンブル。『paddle ship - EP』聴きましたが、どの引き出しもよかったです。 完全な興味の外側からこんな殴られ方したら、さすが

          #特にいいねなどは募ってないけれど最近聴いている曲を勝手に並べて満足しよう #1

          奥行きのあるラジオ通信~2024冬~

          「改めましてこんばんは」なんて二人が落とす影のストライプ。 どうも、鳴海です。 さて、2024年冬クールは中間報告回をアップできたわけですが、サムネに起用した期待の3作の内、感想を出せたのは……。 いや、ブレイバーンかい。なんとか『ダンジョン飯』にも触れることができてよかったです。『異修羅』は遅れて完走し、『メタリックルージュ』は半分ほどで止まってしまっていますが、最後まで見ようとは思っています。 2クール作品を脱落せずに4作品完走できたのは個人的には快挙に近く、勝手

          奥行きのあるラジオ通信~2024冬~

          #あなたのでんぱ組はどこから

          でんぱ組.incが2025年に「エンディング」を迎えることが発表された。 他界して久しく、今や傍目にしか捉えていない程度の人間ではあるのだけれど、それにしたって、どうしても思うところはある。 さすがに何か書いておくか。どこからかはもうはっきりとは覚えてないな。 ねむきゅんの卒業を控えたタイミングで収録した上記のラジオが5年前のことで、そこで触れている内容を信じるのであれば出会いは約10年前ということになる。私がどうしてでんぱ組.incにハマったのかを頑張ってまとめていて

          #あなたのでんぱ組はどこから

          今聴くべき京都発のバンド3選

          jizue! the engy! JYOCHO! 以上です。いかがでしたか? 別にそんな有象無象のネット記事の真似事みたいなことをするつもりはなくて、たまたま今月行ったのがすべて京都発のバンドのライブだったというだけの話なのだけれど、京都と縁があるから応援しているという側面もまったくないわけではないので、そういったウロボロスの結果がこのタイトルとして出力されている。 ・ jizue presents Library ”EXTRA” -jizue × Rega- @ CON

          今聴くべき京都発のバンド3選

          そうだ「塚口サンサン劇場」、行こう。

           2月初旬、強いオタクによる強いプレゼンを受け、『劇場版 ポールプリンセス!!』を観に行った。2023年11月23日より公開されたそれは、既にほとんどの劇場が当然のように上映を終了しており、追加上映地として関西で孤軍奮闘していたのが「塚口サンサン劇場」だった。関東では新宿バルト9がその役割を担っていて、熱狂的な応援を背に2月の壁を突破して上映を延長しているらしい。  興味を引かれる一方でこうも思っていた。「塚口サンサン劇場」ってどこだよ、と。行動範囲が極端に狭い民からすると

          そうだ「塚口サンサン劇場」、行こう。

          奥行きのあるラジオ通信~2023秋~

          「改めましてこんばんは」なんて二人が落とす影のストライプ。 どうも、鳴海です。 2023年秋アニメの感想を出せたのは、『私の推しは悪役令嬢。』『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』の2作品でございました。 視聴が順調とはなんだったのか。違うんです、石を投げるその手を一度止めてください。『葬送のフリーレン』、『薬屋のひとりごと』、『シャングリラ・フロンティア』、『アンデッドアンラック』……。ことごとく2クール作品やんけ!!! まぁ、別に1クール時点の感想を出しても悪

          奥行きのあるラジオ通信~2023秋~

          人にそっくり、また来世

          さても、さても。今年も無事に一つ歳を重ねることと相成りました。いよいよもって「誕生日がおめでたいかどうか論争」に「おめでたくない側」として参戦してもおかしくないとは思うのですが、まだオメでたい頭で何より、という感じで今日という日を迎えています。 良きにつけ悪しきにつけ、新鮮に感じ取れる喜びの総量も、明かりを消した部屋で無限沸きする悩みや葛藤も、こうして迎える年齢を前にしてはどうにも頭打ちになるイメージがあり、互いに相殺して悟りへと至る、そんな気分でもあります。今年の抱負を簡

          人にそっくり、また来世

          ハイパーピンボール理論を実践して"さんぽ神"に!!! 俺はなるっ!!!!

          かくして冬が到来し、いよいよ季節が廻った感がある。迫る年の瀬に恐れおののく時期でもあるけれど、今年は瞬きの回数を減らして時間の流れを直視できた気がするので、概ね満足している。脳死でサイズ選択をしたカーディガンは明らかにひと回り大きかったが、室内用のどてらとして活躍している。購入して早々につま先をヒータで焦がしたスリッパは現役のまま四季を踏破した。世はなべて事もなし、ということだ。ゆるやかに滅んでいることに目を瞑れば。 ぼんやりと下半期は映画館や美術館にたくさん行きたい、と考

          ハイパーピンボール理論を実践して"さんぽ神"に!!! 俺はなるっ!!!!

          奥行きのあるラジオ通信~2023夏~

          「改めましてこんばんは」なんて二人が落とす影のストライプ。 どうも、鳴海です。 えー、2023年夏アニメにつきまして、結論から申しますと、 中間報告かと思いきゃこれで終わりかい! という結果になってしまいました。何もかもこの狂いきった夏の暑さのせいです。あまりに生きることに向いていない季節なので、速やかに冬眠ならぬ夏眠ができる世の中になってほしい。AIの発展とかで。 感想を話しているのは、『無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~』、『アンデッドガール・マーダーファル

          奥行きのあるラジオ通信~2023夏~

          電話帳に並んでいるこの先もう出会うことのないであろう人たちのこととか

           会話の中で生じる定型の質問の中に「あなたは何恐怖症ですか」というものがある。言いながらそこまで定型じゃない気がしてきたけれど、まぁ、ある。そうして反射で返してしまうので、やや形骸化しているきらいもあるけれど、私はずっとそれに「閉所恐怖症」と答えてきた。  その恐怖はどちらかというと「閉ざされていること」よりも「狭いこと」に起因していて、とりわけ「身動きができないことを自覚した瞬間」に一際大きな恐怖に襲われる。子どもの時分に床とローテーブルの間のわずかな隙間に身を滑り込ませ

          電話帳に並んでいるこの先もう出会うことのないであろう人たちのこととか

          8月になると夜はどうせ死ぬ

          月単位の連続投稿を煽られると、何か書いておいた方が得かもしれないな、と思うもので、年の瀬の如く月の瀬に迫られながら筆を叩いている。先月は3本くらい投稿しているのだからそれをゆっくり分散すればこの緩い目標は達成されるのだけれど、経験上、鉄は熱い内に打たないとすごい速さで腐っていく。すごい速さで夏は過ぎたが、ベイベー、ラララララララ。 「すごい速さ」という言葉を使うと自動でandymoriが頭の中で再生されてしまうけれど、むしろ全然夏は過ぎてくれていない。本当に世界の終わりだっ

          8月になると夜はどうせ死ぬ