THE YELLOW MONEY Sparkleの惑星X、松山公演に行ってきた!
The YELLOW MONKYが、
2024年〜2025年にかけて
全国のホールを巡る、
スパークルの惑星Xツアー
愛媛・松山公演に行ってきました。
元々イエローモンキーを知ったのは、
高校生の時に姉の友達が
CDを貸してくれたところから。
昭和62年生まれなので、
15歳くらいで知った時には、
すでにイエローモンキーは
活動休止するところでした。
いつか復帰するのかな…と
思いながら、ライブには行けず
ひたすらCDとライブビデオを
みまくる日々。。
お気に入りのアルバムは
「SICKS」、
ライブ映像で好きなのは
擦り切れるほど見た「SPRING TOUR」
(「追憶の銀幕」〜
「LIVE AT THE TOKYO DOME」
まで一通りみました。)
その後、
吉井さんがソロになってからの
ライブには何度か行って、
けどイエローモンキーのライブを
生で見ることはできるのかどうか…
なんてことを思いながら
生活していたら、進学したり
結婚したり子供が生まれたり
引っ越したり、人生色々あり。
そんな中2016年にイエローモンキーが
復活して、
2016年8月に、横浜アリーナに、
ぎりぎり20代で
イエローモンキーを見に行った
…はず!
なぜか記憶があまりない…
アリーナ席後方で、ほぼメンバー見えなかった
ような気がする…
でも今回はホールツアー、
ホールならよく見えるかも…!
という期待で、CD特典の
シリアルナンバー応募枠で応募、
1人参加のためか、無事に第一希望の
松山のチケットが取れました。
最新アルバム、Sparkle Xは、
なんだか気が乗らずにほとんど聞かないまま
迎えた当日、
最新アルバム曲付いていけないかも〜
と思いながら、
愛媛県県民文化会館へ。
初めて行く会場です。
松山市駅から、路面電車等で
2.30分くらい。
市駅に着いた途端、
「え、イエモン?」という
グッズを身につけた人の多いこと…!
私はホテルに一泊したのですが、
そのロビーでも、娘さんを連れた
お母さんが、
「ライブ始まったらTシャツになるから!」
と話していたり、
町中がイエモンムード。
普段引きこもりなので、
知らない場所に行くストレスや
緊張と闘いながら、
なんとか行きました…
最悪、会場が分からなかったらタクシーで
行こう、と思っていたけど、
歩道にモンキーファンさんが
溢れかえっていたので、
着いて行ったら着きました(^ ^
席は4階席の、端っこ。
3人並び席だけど、
横の人がなかなか来ず…
と思ったら、年配の男性がやって来て、
「身障者席で見ることになったから、
隣2席使いませんので、移動してもらっても
大丈夫ですよ」
とのこと。
一番外側だったので、内側に寄って、
荷物も隣の席に置くことができました♩
ネタバレ
↓
セトリはこちら
メンバーが出てきた瞬間の、
会場の歓声とため息。。。
やっぱりホール最強、
距離が近い、表情が見える!
吉井さんは、黒のゆったりした
パンツスーツに、中は革っぽい素材の
黒のシャツ。
私的に、シンプルな服装の時の
吉井さんは、心の余裕がある時なのでは…
と思っている。
ヒーセは豹柄のロングシャツに、
赤のベロアジャケット、赤の革靴
エマちゃんはスパンコールのついた
ジャケットに、横に模様のついた
パンツ、
アニーは赤っぽいタンクトップに
ジャケットを羽織っていた
(と思う、今回、菊池兄弟は
一言もMC無しでした)
ニューアルバムからの
曲の生演奏が盛り上がったのは
もちろんのこと、
今年30周年を迎える
「jaguar hard pain」からの
曲での盛り上がりがすごかった。
というか、やっぱりいつも
吉井さんの歌ばかりに気を取られて
曲を聴くけど、
ライブで感じるのはギター、ベース、
ドラムの素晴らしさ…
序盤から、エマちゃんとアニーで
顔を見合わせたり、
何度もエマちゃん&ヒーセが背中合わせで
演奏したり、
楽器隊の仲良しさが
とても良かった!
吉井さんも途中MCで、
「この人間関係から生まれる、
上質な音楽を…」みたいな感じのことを
言っていた❤️🔥
ジャガーの曲に入ると紗幕が
降りてきて、
ステージセットの月と太陽のオブジェ
みたいなものを隠すような
ステージ演出になっていました。
「薔薇娼婦麗奈」で赤ライトに
なって、イントロが聞こえた時、
会場から悲鳴のような歓声が…
吉井さんも、当時さながら
演劇ちっくな目線の使い方や
手をひらひらさせたり止めたり、
膝をついて微動だにしなかったり、
ジャガー現代版は
また円熟みを増して、
懐かしさと新しさと
吉井さんのシリアスな感じ、
イエローモンキーのダークな
世界観を見ることができました…
最高。
MCもけっこうちょこちょこあって、
「しかし、四国は暖かいと思ったのに
寒いねー、僕たちももう気温差で
風邪に気をつけないと」
とか
「8年ぶりの愛媛だそうです、
8年前は俺が鰹食べすぎて腹壊した時だ」
とか
「この会場は縦にでかいんだった、
上の人たち、落ちないように」
など、曲間のMCが落ち着いているなぁ、
という印象。
サックオブライフが無かったので、
メンバー紹介はありませんでした。
「ROCK STAR」では、
「死んだら新聞に載るような
ロックスターに、
今ならフライデーに」
の歌詞変も。
十分新聞に載るようなロックスターに
なった吉井さんとイエローモンキー、
貫禄が違うや!!という感じ。
何があってもステージを乗り越えてきた、
百戦錬磨の余裕がすごかったです…
何千とライブをやってきた人たちなんだなぁ…
と感じずにはいられない、
終始まるで日常のことのように
落ち着き払った動作、
だけど緊張感もあって、
見せ所ではきっちりかっこよく、
引くところは引いている感じ…
とにかくひたすらかっこよかった…
あちこち見るのに忙しいほど、
左右の短い花道を
エマちゃんヒーセがサービス満載に
客席に寄ってきてくれたり、
吉井さんが花道に置いてあったマイクスタンドに
いたずらのように触ってみたり、
イエモンっぽいなぁ…!というシーンが
たくさん!
悲しきAsiaBoyでは、
右手をささげたイントロからの、
イエッサー!をもちろん
やったし、
「美意識のジョークは
無意識に牙を立てる」
の所では、
吉井さんシャツのボタンを開けて、
胸に爪を立てるパフォーマンスも!
あれは近くで見れた人羨ましい、、
吉井さんは相変わらず、
色が白くて美しかった…(^^)
妖艶。。
MC
「みんなこうやって、高いチケット代
払って見に来てくれて、
ここに集まったてくれたのも、
何か波長が合ってるからで、、
そうやって波長が合う間は、
会いに来て欲しいし、
また、ね、波長が合わなくなったら…、
離れて、ね。 笑」
昔のライブビデオでは、
「他のバンドに浮気するなよ!」
的なことを言ったり、
共依存的な雰囲気のバンドだったけど、
吉井さんも、離れる時には
離れるファンをたくさん見てきたし、
ファンも大人になって、
無理にでも応援するのは無理がある、
と分かった…というような、
お互い年を重ねたし、無理は禁物だね、
というようなMCがありました。
「イエローモンキー、新しい
ステージに上がった感じがすごくしていて、
また違うイエローモンキーをお届けできそう」
的なことも。
とにかく吉井さんが元気だった!
ステージを右に左に走り回ったり、
立ち姿も背筋ぴんと絵になる…
改めて、なんと絵になる
YELLOW MONKEY、と感じました。
バラ色の日々では、
「最初の部分は、思いっきり
歌ってください。
皆さんの、薔薇色の日々がやってくることを、
このメンバー4人で祈りながら
演奏します。
そのキラキラの光を宇宙へ」
というMCからの、
大合唱…
客席全員が大声で歌っている様を、
メンバーたちがきらきらの瞳で
見てくれていた…
「バラ色の日々」という曲は、
ファンとイエローモンキーの
テーマソング、というだけあって、
全国各地で歌われてきて、
神がかったみんなの祈りの
エネルギーが乗っている…そんな
讃美歌のように聞こえました。
素晴らしすぎるライブが終わり、
メンバーたちは手を振って
ステージ袖へ。
体感30分に感じる
濃縮な時間だった
やっぱりステージ近いと
いいね!
イエローモンキーのグッズを
初めて買いました。
スパンコールとシンプルなロゴが
かっこいいポーチ
パワーをいっぱいもらった
ライブでした。
THE YELLOW MONKEYに
幸あれ!!
ライブは一回こっきり、
2度と感じられないイエローモンキーを
感じられた2024年秋でした。
去り際があっさりしてるのもね、
なんかいいよね。
そういえば、2016年あたりの
ライブでは、
「再結成した!!」という
感じが強くて、ライブ後に
メンバーで手を繋いでお辞儀とかを
していた、ような気がする…
そういう時期を乗り越えての、
平常運転のイエローモンキーは、
あっさり去っていくし
過剰なパフォーマンスもないし、
とてもシンプルでよかったです。