![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68900773/rectangle_large_type_2_6439f1b07a54e630099ee26c26dc0ecd.png?width=1200)
さらば、2021年! 1年間の振り返り
こんにちは。なるぴーです。
スマートフォンゲーム業界で開発タイトルのディレクターをしています。
2021年も最終日です。
今年一年を漢字で表すのであれば「節」でしょうか。
節目。
・新規プロジェクトへの異動
・プランナーから、ディレクターへのポジションチェンジ
・引っ越し
・結婚式の実施
・新規プロジェクトでのプロット制作
公私ともに、節目となる出来事が多かった一年という印象です。
上手くいったこともあれば、上手くいかなかったこと多かった、といううねりの中にいた感じ。
前半は穏やかであったが、後半にいくにつれてその波が大きくなったイメージです。
2020年の振り返りはこちら。
1-3月
■Topics / 出来事
・引き継ぎの準備開始
・引っ越しの準備開始
■コメント
今年の前半は年明けで感染者数が増えてしまったこともあり、
初週は出社でそれ以降、秋口くらいまでほぼリモート対応だった気がしている。
このときには、どちらかというと、
自分が経験してみてよかったことや、読んだ本などをとにかくバトンタッチすることを心がけました。
4-6月
■Topics / 出来事
・担当コラボイベント その1リリース
・担当コラボイベント その2リリース
・生活習慣の改善
・引っ越し
■コメント
●コラボイベント その1について
エイプリルフールに、もはや誰もが知っている某案件との公式コラボがありました。
UIもすべて専用のものに。そしてプロットも担当。
Twitterで反応を見るのがなかなか楽しかったです。
●コラボイベント その2について
全世界で100万本を超える某案件とのコラボの企画とプロットを担当。
熱量の高い原作ファンが全世界にいるということもあり、なかなかのプレッシャー。
そのタイトルが「うちのタイトルとコラボする意義は何か?」に答えられるかどうかが個人的には大事にしている点。
もしも、他のタイトルでも成立してしまうのであれば、それはうちでやる意義がない。
つまり、両者の良さを活かし切れていないということになる。
また、とある制約もあり、特定のキャラクターのみしか登場させられないというハードルの高さもあった。
・初見の人に伝わるように、ハイコンテキストになっていないか
・知っている人が楽しめるように、小ネタを取り入れられているか
・感情に揺さぶりが出るよう、コメディとシリアスが交わるようになっているか
・応援の気持ちが生まれて感情移入できるよう、主人公を追い込めているか
・BGMの使い方が適切か。盛り上がりを作れているか
このあたりはかなり気を遣った点。
受け入れられるのか。というかなりドキドキしながら迎えた当日。
自分史上では過去最高の反響だったと思える。
海外含めて、考察多数。泣けたなどコメント多数。
いちファンとして「見たかったもの」を作ることができて本当によかったです。
元の原作を生み出した、すべての関係者に幸あれ・・・!
●生活習慣の改善
今まで全然早起きできなかったのですが、ある日を境に決意をして早起きにトライすることに。
早起きのコツは、凄くシンプルで「早く寝る」だけ。
前は平日でも2時近くまで起きていて、会社から家も近かったので始業ぎりぎりの出社でしたが、
この頃から朝ごはんをちゃんと食べる、散歩してみる、本を読む、軽く運動するなどして好スタートができるように。
今年改善してよかった習慣のひとつです。
●引っ越し
4年ほど住んだ場所から更新の関係もあり、引っ越すことに。
前は会社の近くだったが、今度は会社まで45分ほどのところへ。
引っ越しのタイミングでモノを結構整理した。
特に本や洋服。見ない/着ないものがあるので処分。
見えないくらいになってしまうと、思い出せないので、ゆとりあるくらいが丁度良いのだろう。
そして、定期的に引っ越しをした方がものが整理される気がする。
7-9月
■Topics / 出来事
・プロジェクト異動
・結婚式の準備
■コメント
●プロジェクト異動について
6月を以って、引き継ぎを完了して新規プロジェクトへ。
このプロジェクト含め、数年はどちらかというと、IP系のコンテンツ寄りのことが多かった。
自分もどちらかというと、ゲームシステムそのものを考えるよりもコンテンツをつくるのが好き。
ただ、一方の課題意識としては、ゲームシステムの土台がしっかりしていなければ、コンテンツは続けられないということ。
ということで、いま一度、ゲームとコンテンツの統合をせねばと思い、半分好きなことは捨てて、もう一度システム面も見ていくことに。
そして、これが中々の苦戦の幕開けでもある。
自分の中で直近、心がけているのは以下の2点
①意思決定が行われる近い場所で、ポジションをとる
②できることは半分は手放して、新しい領域にピボットする
①は、いわゆる版権ものであれば、その原作や版元がいる場に顔を出すということ。
意思決定の場に近いほど、高密度な一次情報を得やすい。
また、ハンドリングもしやすくなる。
②は、新しいチャレンジをするために、手放すということ。
直近は特に、プロットなどのコンテンツまわりの企画と制作管理などをやっていた。
とはいえ、自分の中で課題になっていたのがゲームデザイン領域に改めてタッチしなければいけないということ。
ということで、それ専任ではなくもう少し幅広く対応していくこと。とはいえ、困難も多いところ。
10-12月
■Topics / 出来事
・展覧会(庵野秀明展、CAPCOM&手塚治虫展、岡本太郎展)
・首-背中を痛める その1
・首-背中を痛める その2
・前撮り、結婚式
・全体プロット、詳細プロット
■コメント
●首~背中を痛める
10月に首~背中を痛め、少し良くなったかと思えば12月に再発してしまう。
どうやら胸筋に対して背筋が弱く、前傾姿勢になってしまうとのこと。
前傾になることで背筋が引っ張られ、それが寒さと相まって筋肉が炎症してしまったらしい。
ということで、以下を心がけていく。
→毎日ストレッチ
→身体を冷やさないように
●全体プロット、詳細プロット
まず原作があるものについては「その人が何を大事にしているか」というのをよく見て/聞いて理解しようとする。
その上で、原作ファンは何を見たいだろうか
自分でも見てみたいもの(裏話、if話)
このあたりをうまくミックスさせていくイメージ。
今回は外部のシナリオ制作会社さんも混じえながらこのあたりを固めていった。
●前撮り、結婚式
いずれの日程も事前に、ピンポイントに曇りや雨という悩ましい天気に。
しかし、当日はなんとか晴れに好転。
何事もなく晴れよりも、少しハラハラしてからの方がありがたみもある。
人生も谷がある方が、山になったときに「おお!」と思えるのかも。
■今年、印象に残った本
『自分の中に毒を持て』岡本太郎
弱くてもいいじゃないか、という言葉が、心が負けそうなときに救ってくれた本。
『人生を変えるモーニングメソッド』
早起きはいいことがある、ということで行動習慣を変えてくれた本。
『デジタル・ミニマリスト』
スマホの使い方を見直すのに役立った本。
『人を動かす』D・カーネギー
ポジションも変わり、自分ではなく誰かに動いてもらうために読み始めた本。
『物語の法則』
プロット制作の助けとなった本。
Save the catに続き、自分の中で制作時にリファレンスとして見返したい一冊になった。
こんなところでしょうか。
来年も年始から慌ただしくなりそうです。
あまりハードルを高くしすぎず、できることからやっていこうと思います。
・毎日1アウトプット
・毎日ストレッチ
それでは今年も1年お疲れ様でした!
いいなと思ったら応援しよう!
![なるぴー|ゲーム開発者](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/94167388/profile_4e4d53cb4a2e628f9227b92df7601494.png?width=600&crop=1:1,smart)