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今週のKPT 2021/10/04 - 10/10(Week40 Vol.71)

こんばんは!なるぴーです。
今週の振り返りです!

Keep / 良かったので、継続すること

● 本を読む
『1億人に買われるメガヒット商品のつくりかた』稲船敬二


ロックマンの生みの親でもある、稲船さんの著書。
読者層として想定されるのは現場のクリエイターというよりも、
ディレクター、プロデューサーといった工程の上流や、起点に近いひと向けだと感じた。
いくつか目に止まったものを引用しつつ、考えてみる。

コンセプトは、他人の力が加わって、より大きく変化していきます。

今回は自分のなかで、意図的にやらないことを決めている。
それは全部自分でやろうとしても時間も足りないし、ある領域については自分よりもプロフェッショナルな人がいる。
なので、とにかくアタマの部分の方向性の提示と、オシリの部分の「意図に沿っているか」を中心に動いています。
「全部、自分で決めなければ」これは、プランナー→ディレクターにポジションチェンジする時に陥りやすい罠だと思う。
ということで、うまく人に頼るというのはどんどんやっていきたい。

「ヒット商品のまねをする」のは、コンセプトではありません。
そんなのは誰でも思いつきます。

これは浸透させたい考え方。
新しいことをやろうとすると、「何をベンチマークにしているのか」という話のほうがよく出てしまう。
ただ、何をベンチマークにしている、ということ自体はそれほど重要ではなく、
何を感情として与えたくて、(目的)
その手法が適切か、(目的と手段の合致)
を考える方に重きを置きたいところ。
とはいえ、チーム内のメンバーとチーム外のメンバーは、情報格差があるので、
そこを埋める努力はしておきたい(横槍が増えちゃうのも困りもの)

『ノルウェイの森』村上春樹


ふと金曜に目に止まったので買ってみました。
村上春樹さんの本を読むのは大学生以来かも。上下巻があり、上巻まで読み終えました。

小説もいいですね。
わりと技術書やビジネス書を読むターンが多かったので、
しばらくは小説や古典文学などにも触れてみます。

ゲーム業界はだいたいみんなゲームやアニメ観ると思うので、
違うインプットしたほうが、違うアウトプットになるでしょうし。

『まんがで読破 白鯨』


復讐に生き、そして復讐に死んでいく海の男の話。

メタルギアソリッド5に出てくる、
イシュメール、エイハブ、ピークォド号の元ネタも出てくる。
最近は、古典作品を読んだりしてますが、

ゲームのキャラ名が実は小説から引用されていたり、など気づきがあるのが面白いです。

● 進むための条件を決める
「物事が決まらず、進まない」時があったりする。
じつはそれは「進むためのピース(欠片)」が何なのかが不明瞭、というのが原因だったりもする。
なので、何を情報として集めたら進めるのか、は明らかにしていきたいところ。

Problem / 悪かったので、改めること:今週のぴえん


● 最初に整地する
ちょっと上記に気づくまでいくらかの時間がかかりました。
※おまかせしすぎて前進しなかった
次回以降は、よりキビキビと動いていきたいところです。

Try / 新しく挑戦すること


● 情報を揃え、共有する
今回の自分の役割は、「ブルドーザー」です。
とにかく、荒れ地につっこんで整地するイメージ。
道路の舗装からはメンバーに頼ってお願いをしていきたい。


では来週もお会いしましょう。

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なるぴー|ゲームディレクター
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