ゲームプランナーに必要なのは、企画力ではなく計画力
もはや、文字が入りきりませんでした。
こんばんは。なるぴーです。
ぴえんな開発現場を撲滅すべく、日々課題発見と課題解決です。
月曜からこんな記事を書くなんて、とても偉いと自分を褒めたいです。
世の中には、ヤバイプロジェクト、たくさんあると思います。
明らかにスケジュールが炎上するのに、Goしようとする邪悪なオトナたち。
やりたいだけ言って、あとは丸投げで素知らぬ顔をする天上人。
ゲームの面白さを実現する役割を担う、ゲームプランナー。
そんな悪の力に屈することなく立ち向かうのに必要なのは、企画力……
と思いきや、まず先立って必要なのは計画力だと考えます。
※もちろんですが、企画力も大事です。これはまたどこかで。
なぜ、計画力なのか
おおよそすべての仕事には、期間と費用の制約があります。
定められた期間内で、最大限のパフォーマンスを出すには、事前のゴールイメージを想像する、計画が要になってきます。
計画力とは
では、計画力とは何でしょうか。
それは、「いつまでに/誰が/何をしなければいけないか」のダンドリを組み立てる力です。
そして、ダンドリを組み立てるには、全体像の理解が必要です。
全体像を理解する上での観点は「工程」と「工数」の二つ。
工程とは、成果物をつくるのに必要なパーツとその順番です。
パーツは、豚骨らーめんで喩えると、麺・スープ・チャーシュー等です。
工程は、まずスープをつくり、次に麺を茹で、最後にチャーシューを乗せるといった流れです。
工数とは、その工程にかかる時間のこと。
いわゆる、●人日とかのことです。
豚骨らーめんで喩えると、スープをつくるのに、まず豚骨を煮込むのに、3日間かかるとかそういうやつです。
どうすれば、計画できるようになるのか?
上記の工程と工数を頭に叩き込んで、「何があれば、これを実現できるのか」を考えるのが大事になってきます。
誰もが最初に豚骨ラーメンをつくる時にはレシピを見るはず。
ここの工程と工数の認識が甘いと、後半のフェーズで「これも必要だった」「こんなにかかるとは」と後々が苦しくなってきます。
なのでポイントは、「わかる人に聞く」「関係するひとに情報を受け渡す」です。精度の高い情報を集めていきましょう。
ゲームをつくれるようになるには、人・お金・時間を動かさないといけないですからね。ご興味がある方はこのあたりの記事もぜひ。
それでは、今週もがんばっていきましょう。