靴探訪のきろく
靴を探してあっちへウロウロ、こっちへウロウロしています。
着回し命な私のファッション事情
モノは数をもたないようにしていて、靴も例外ではありません。分野に限らずモノ好きで、あれもこれも気になっちゃう性分。制限をもうけるくらいがバランスがいいように感じています。
革靴とスニーカーを合わせて5~6足+ブーツとサンダル1足ずつで履き回してきました。
服のテイストとしては雑誌で言えばLaLa BeginやFUDGE、セレクトショップで言えばBshopが好き。定番のスタイルにちょっと古着をまぜたりします。
靴が壊れた!
こんな感じでささやかながら楽しんでいたのですが、問題が発生。ローファーとスニーカー2足いっぺんに、穴が空いたり破れたりしてきたのです。
特にローファーは思い入れのある1足。学生時代から履き続け、革靴初心者なりにお手入れもしてきました。ところがソールがすり減った状態で何かを踏んづけたのか、靴の裏が裂けてしまった。修理しないと履けない状態。
もう1足がnew balanceの996番。定番のアレです。初めて自分で買った1万円超の靴。ボリューム感がちょうどよく、愛用していました。こちらは履き口が擦れて破れてきました。ソールの減りも気になっていたところ。
壊れちゃったのは残念だけれど、この機会に新しい靴を探しつつ、今後のシューズライフをどうするか考えることにします。
リサーチのため街へ出る
今どんな靴がどれくらいの相場で街中に並んでいるのか分からず、まずはいろいろと靴を見てまわることに。
リサーチ初日は、服のセレクトショップ中心に訪問。手持ちの服との組み合わせで、どんな靴を履きたいかイメージを膨らませます。
Bshopの他に、BEAMSやsteaven alan、FREAK'S STORE、Traditional Weatherwear、MHL. など。少しずつコンセプトの違う店で、比較検討。
革のローファー、キャンバス地のローカットスニーカー、チロリアンシューズ、ワラビー、ストラップシューズ。これまでに履いたことのないデザインも含めてあれこれ試着し、自分が求める履き心地とデザインを探しました。
天気にも服にも左右されない靴がいい
だんだんと靴選びの条件がはっきりしてきました。
GORE-TEXの靴も見るなかで、雨の日もいけるモノにしようという気持ちが高まりました。雨降りに登場しやすい合皮のスニーカーも手持ちになかったので。あとは、痛みの激しい2足はシンプルなつくりなのがよかったので「主張がない」というのもポイントに加えました。
そして気づいたこと。あのローファーはやっぱりいい!よく育っている、味のある1足だと確信しました。調べてみるとharuta直営店なら修理もリーズナブルに、かつ十分な状態に仕上げてもらえそう。お直しをお願いしようと思います。
で、雨の日対応の靴について。結局セレクトショップでは候補を見繕うだけして、買わずに帰宅。足のサイズが22~23cmと小さくて取り扱いがなかった、+購入の決め手になるようなモノと出会えなかったので。一旦寝かせることにしました。
セルビアの作業靴をお迎え
後日訪れた、ワークとかミリタリー系のお店で出会ったのが、セルビアの女性用に作られたストラップシューズ。
水仕事に対応した天然ゴム素材で、シンプルなつくり。なんにでも合うけど、革じゃなくてゴムなのがエッジがきいてます。デザイナー兼店長さんが「雨の日いいですよソレ」って教えてくれました。
この靴を履いてお店の服を合わさせてもらって、本当に万能で足に馴染むのが気に入りました。靴の背景も教えてもらって、愛着がわいてきます。お値段も財布に優しい。お迎えすることにしました。
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壊れてしまったことをきっかけに、手持ちの靴の良さに気づき、これまで知らなかったモノとも出会えました。まだまだ気になるブランドもたくさん。これからは服と同じくらい、靴にも注目していきます。
20230328 Written by NARUKURU