![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/20840344/rectangle_large_type_2_302e2cc6411d7926131f14a3440076f4.jpg?width=1200)
パスポートすら持っていない海外旅行経験0英語スキル0の整体師の僕が海外移住を真面目に検討したら投資家を目指すハメになった話#4
こんにちは。日経平均とヒラメ筋の関係性に悩んでいる八王子のゴッドハンドことNarukamiです。
東京都の八王子市で整体院を営んでいる僕ですが、この度ガチで海外移住をすることにしました。 #海外移住
海外移住の目的はズバリ「子供の人権教育」です。 #教育
この記事では、海外移住を目指す我が家の記録を包み隠さず書いていきます。こいつアホなのか?と思うところも沢山あるとは思いますがよろしければお読みくださいませ。1記事3000文字程度で進めていく予定です。
で、海外移住ってぶっちゃけいくらあればいいの?
いきなりですが、PTAも保育園問題も、ワンオペ育児問題も、男性が育児参入しにくい社会も・・・
もう、ぜ〜〜んぶイヤになった僕はもうウンザリ侍になったわけです。
#ウンザリ侍てなんやねん
そして、移住資金の問題にメドをつけるべく頑張って調べはじめます。
国内だろうが、国外だろうがアクションを起こす時に気になるのがお金の問題。ぶっちゃけお金なきゃなにも出来ないもんね!!チェストッ!!
で?なんぼ必要なん?? #ナゼ上から目線
と、ろくにお金もない僕は頑張ってまずいくら必要なのかを調べました。
移住先の国によって物価が違うので国によって費用も様々なのは当たり前として、アフリカとアメリカは今の所わが家の検討には入ってないのでサッパリわかりません。
そして、移住もやり方が色々あるのだと知り、僕の場合は大事なポイントがいくつかあって、それをクリアしながらの移住を検討。
大事なポイント
・現地採用での就労ビザ(就職)は目指していない。
・開業して「整体」で食べていきたい。
・英語スキル0だが少しずつ伸びていけば仕事ができる環境。
つまり、ろくに英語も喋れないくせに異国の地でいきなり開業して整体一本で食べていきたいという超ワガママ案件。
当然、子供の人権教育がメインの柱ですので教育が一番大事なのは忘れません。
でも、就職はしたくありません!!キリッ
そんな超ワガママ案件を元に、わが家で検討した有力候補は3つの国でした。
1:マレーシア(東南アジア)
2:ニュージーランド(オセアニア)
3:オランダ(ヨーロッパ)
この3つの国に焦点を合わせてお金の面で色々なブログを調べました。
※あくまで、現地には行ってませんし、実際なにもやってません。ただの想像と僕の感覚。
マレーシアも、ニュージーランドも、オランダも、とりあえずスタート切るために観光ビザで行って色々準備するなら300万あればよさそう。※エージェント代込み。
生活が完全に整うまでは何だかんだで1000万はかかりそうかなあ、と予想してます。とりあえず、ビザが切れるまでに現地で情報集めてなんとかするべさ。
よし、まずは300万溶かすお金だと思って貯めよう!!
と、考えた僕ですが重要な点に気づきます。
「アレ?これって開業と同じじゃないか?」
整体院を開業した時、僕には決定的に1つの頭が足りませんでした。
それが「開業なんて誰でもできる」
人生をかけて、人生最初で最後のビッグイベントだ!!なんて気持ちで開業したわけですから当然、開業することが目的になっていました。
#この頭でいるとお店は潰れます
実際、開業なんて税務署に届けだせば誰でもできるんですよね。
海外移住も同じじゃないか?ということ。
つまり、海外移住なんて海外に住みだせばそれで終わりじゃん。ってこと。物事にも文章にも人生にも「はじめ・なか・おわり」があるように、開業も移住も3段階で考えないとコケるなと思ったのです。
海外に行き仕事を決め、住居を決め、口座を作り、子供を学校に行かせる。これが僕にとっての海外移住「はじめ」です。
当然、楽なことではないでしょう。めっちゃ大変でしょうね。開業だって大変だったし・・・
ただ、これはある意味やってしまえば誰でもできると僕は考えています。
PTA役員をやっていた時に、副校長先生が「PTAを終わらせることは簡単!でもね!!また始めるとなると最初始めるのが一番大変なんだよ!!だから簡単に終わらせるべきじゃない!!」と言っていたのも思い出しました。
僕は思います。スタートは1回だけでいいんだZEと。
僕は知っています。スタートしたはいいけれど、1年前後でたくさんのお店のシャッターが閉まることを。
僕は気づきます。一番大変で難しいのはスタートじゃなく「継続」だと。
つまり、大事なのは「なか」である。
「はじめ」と「おわり」は僕には楽勝
僕の整体院は、お客さんにとっては困った整体院だと認識しています。
なぜって?大体10ヶ月〜12ヶ月くらいで色んなことに僕はあきてしまい、新しいことをはじめたくなっちゃうから。
人は定期的に環境を変えたくなる生き物で、そのスパンが10年の人もいれば、1ヶ月の人もいる。なんてことを、以前学んでいた心理学のセミナーで聞いたような、聞かなかったような。 #ハッキリとした情報提とは
そんなこんなで僕の場合は長くても1年程でお店の仕組みとか、値段設定とかをガラリと変えちゃう傾向があります。
「なーんか僕がやりたいの、これじゃないなー感」が出てきたらGOサイン。
そんなんだからスタートを切るのはいつも楽勝。何かをスタートする時には前にやっていたことを終わらせるだけなので、終わらせるのも楽勝。
つまり、継続がいつも課題。ホント、いつも課題。
だから海外移住の問題も、スタートの初期費用よりも移住後に、安定して生活するための生活費の方に焦点を合わせた方が僕の場合はよさそう。
お店でいうと売上ー経費=純利益。単純計算だが、経費の部分を甘くみてるとあとで痛い目を見るのは言うまでもない。
当然、売上が上がらなければどれだけ経費を削減しようと無駄なので売上をあげるのは当たり前なのだけれども、僕はこの経費の計算が苦手でいつもコケる。
・住まいの維持費
住居の維持費はマレーシアがブッチギリで激安い。クアラルンプールでも、月15万円くらいで2ベッドでプールにトレーニングルーム付きの高級マンションみたいのに住めちゃう。プールが大好きな子供たちには最高の住まい。
ニュージーランドだとオークランドで2ベッド月15万〜20万くらいの物件が多くてマレーシアより少し高め。家族だとマンションタイプじゃなくて一戸建てタイプがメインかなという印象。クライストチャーチだと家賃がもう少し安くなってマレーシアと同じくらいの15万あれば住めそうだけど、仕事探すのが大変そう。
オランダはアムステルダムだと超高くてこのくらいの家に住みたいなぁという家を見ると月25万〜35万くらい。マレーシアの倍以上のお値段。ちょっとありえナス。部屋数も多かったりオシャレな感じだけど、住んでしまえばオシャレなんてどうでもよくなるからやっぱり値段が重要。ユトレヒトあたりだと25万くらいのお家でよさそうなところが結構あるけれどそれでも高めな印象。
住まいだけでみたらマレーシア最高かよって感じですね。
ただ、我々の目的は人権教育。大事なのは学校じゃないか!?
・学校の維持費
わが家の目的は教育なので、学校はとても重要ポイント。
マレーシアの場合、現地の公教育がまだ整っていないイメージで、日本人が通学するにはインターナショナルスクールなんてカッコイイ感じの学校一択らしい。
学費はピンキリだけど年間150万〜250万くらいって説明会で言ってたYO。ってことは少なくとも月13万〜21万くらいは生活費に上乗せになるってことか。ヤベェな、しんどいな。
ニュージーランドとオランダは逆に公教育が魅力的。噂では無料と聞いており、性教育も進んでいるから環境もよさそう。
・食費や光熱費などもコミコミで
現時点で僕が持っている情報を少しまとめておく。
食費・光熱費・交際費などはどの国も家族4人で月20万くらいでいけそう。※生活水準の違いはありそうだけど。
コミコミまとめ
・マレーシア 合計:47万
住居:15万
学費:12万
その他:20万
・ニュージーランド 合計:40万
住居:20万
学費:0
その他:20万
・オランダ 合計:55万
住居:35万
学費:0
その他:20万
う〜ん、我ながらザックリで素晴らしい。
これが経費が計算できない奴の特徴です #よい子は絶対にマネしないでね
Narukamiザックリ計算だと月々の維持費はニュージーランドが一番よさそう。その他20万は結構、余裕みてるつもりだけど日本にいてもそのくらいかかってるし大体こんなもんでしょ。 #この人ザックリ派だ
あとは、整体院を開きたいけど国によって色々あるみたいだしどうなってんだろ?ってのを調べたのですが、記事が長くなってきたので続きは次の記事をお読みくださいませませ。
次回は開業関係とビザ関係の話を書こうと思います。
2020.03.16 Narukami