ジョージのやつもヤワになっちまったもんだ
朝からピントの合わない問い合わせの対応があり、かなりイライラしていた。
気持ちを落ち着かせるため、会社の自販機で缶コーヒーのジョージア180mlを買い、食堂で一服する。
イライラはなかなか収まらず、気づくと左手に持ったジョージアの缶を思い切り握りしめていた。
メコッ。
私の左手の中で、ジョージアの缶は思い切りヘコんでいた。
ハテ、180ml缶というのは硬いものではなかったのか?
まさか怒りでスーパーサイヤ人になったのか?
慌てて鏡を見たが、金髪にはなっていなかった。
残念。
冷静に考えてみれば、要するにジョージアの缶が柔らかくなっていたということのようだった。
調べてみると、どうやらジョージアは2013年頃から徐々にアルミ缶に切り替わっていたようである。全く気付いていなかった。
ぼんやり生きていると、こういうことがよくある。
まあ、コーヒーの缶を握りつぶすことなど、そうそうあるものでもない。
気になってほかのところも調べてみる。
まいばすけっとにあったBOSS、WONDA、FIRE、すなわちビール会社系の180ml缶はスチールだった。なおBOSSでもフタのできる370ml缶はアルミである。
世の中、気付かないうちに変わっているものがある。
小さなことでも気付けるようになりたいものだ。
鵜の目鷹の目、視野を広げて。
なかなかできないんだけどね。
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