
【28日目】四国お遍路スピ修行の旅 私には覚悟があるのか
こんにちは!
お遍路代行・開運ライフサポートをしています
Naru(ナル)です^^

民宿田村



ちょっと遅めの5時に起床。
宿泊お遍路では当たり前の朝食。
野宿お遍路の私には
出来立てホカホカの朝食はご馳走に映った。
そういえば
食堂にいるのは私一人だけでした。
静かに美味しさと有難さを感じながら
いただいていました。
テント野宿と違って宿泊は
出発の準備が楽でした。
いつもは
寝袋やテント、クッションをたたみ
バックパックの荷物をコンパクトに
押し込むだけでも
かなりの時間をくっていました。
一つ一つは軽いのですが
荷物を押し込んでいくと
バックパックは
20kgのお米のように
固く重くなるのでした。
女将と言葉を交わしたのは。
最初に玄関で料金を払った時
お風呂の準備ができた時
朝夕の食事の準備ができた時
返事をした程度。
うちの天使たちと同じで
私も問われなければ答えないように
自分からおしゃべりをしない。
交流を避けているわけではなく
いつも
相手の口調や仕草
何に意識が向いているのか
場の空気感など
言葉以外のものに
私の意識が行っているせいか
口数が自然と少なくなってしまう。
そんないつもの癖(スイッチ)に気付き
きっかけを作って
世間話でもすればよかったな。
別れ際
バックパックに付けた看板を見た女将から
「知ってたらスピカウンセリングを受けたかった」と!
次に来た時にさせていただきますと
約束をして笑顔で別れました。
お接待でおむすび2個もいただいた。
出発




38番札所【金剛福寺】(こんごうふくじ)






大師亀(諸願成就の亀)


7時半に足摺岬にある38番金剛福寺に到着。
金剛福寺は
四国最大級のお寺。
とても大きく美しい庭園
10や20どころかあこちに沢山の仏像もありました。
調べてみると108体も。
仏像たちは一見無表情に見えるが
見る人によって
表情が違ったり
語りかけてくる。
「どうじゃ! お遍路は^^」と。
「正直、きっついです^^;」
「それは良かったの^^」
どういう意味^^;
この場所にパワーが無くても
美しい庭園と豪華な仏像を見るだけで
テンション(波動)が上がるように感じました。
足摺岬

ジョン万次郎銅像







旅の思い出(話題)に必ず出てくる足摺岬まで
やっと来ることができました。
出雲の日御碕で見ていた光景と似ていたので
正直
期待していたほどの感動が無かったのですが
ここまで来れた達成感と
高知の海のダイナミックなパワーをいただき
心と背中の荷物が軽く感じました。


高知はゴツゴツした岩の海が
ひたすら続いていました。
寺から寺までの距離がとても長い高知。
削れるときには削っておこう。
須崎までは時短で電車とバスを
思いっきり利用しました。
その間に
お接待でいただいたおむすびを食べました。
女将のお遍路への想い(一期一会)が共鳴し
胸が温かくなりました。


37番札所【岩本寺】(いわもとじ)









四国八十八か所では
唯一5人(5尊)の仏様を本尊とし
また天井画で有名な37番岩本寺。
仏教に関係なく様々な絵が
575枚もありました。
ポップな絵や曼荼羅も壁に飾られており
お寺というよりも
ちょっとした美術館や展示場のようでした。
参拝者を楽しませてくれるお寺でした。
納経所のおばあちゃんに
納経帳を書いてもらっている時。
私のじゃらじゃらブレスレットが目に留まり
「凄いね~@@」と。
おばあちゃんの腕にも
数本のパワーストーンブレスレット。
それだけで
心が通じ合う氣がしました^^
次回はもっとゆっくり
滞在時間を確保して
一つ一つの絵をじっくりと見ていたい。
豪華な列車だったので撮影


岩本寺を出て近くに見つけた【あたりや】というお店。
何も当たってないが
自分に向けてのメッセージかも。
いい事ある氣がした^^b
今度は通り道にうなぎ屋を発見!
お値段を見て
「たっか~@@;」
まあ、
ウナギはそんなもんか^^;
土用の丑の日まで我慢しよう。
その後食べたい気持ちが
ウナギを食べるまで尾を引いたのでした。
次の青龍寺までは
アップダウンの道20kmを歩かなければいけない。
ですが
帰宅が近くなっていくと思うと
持久走大会で
ゴールが先に見えたような気持になった。
須崎市

道中、大きな杉の木を発見

ヘンロ小屋(17号須崎)


ここで野宿してもええんじゃけどね~。
まだ早いわ
もう少し歩いて進まんと。

やっと目標の運動公園に着いた。


目標の野宿場所はもう日が沈みかけていた。
暗くなるにつれ
家の窓明かりの中に家族団らんが見えました。
みんなで夕飯か~。
ふと家族の顔を思い出した。
呼んでくれた四国の存在(高次存在)たちに
会えたのだろうか。
自分は変わってるだろうか。
いつしか
半分以上は来たお遍路旅を
振り返っていました。
自宅が恋しくなったが
それ以上に
もっと成長した実感
来て良かったと思える
確かな収穫が欲しかった。

足摺岬を出発して移動中
もう夏じゃね^^;
と思えるほど暑かった。
甘く冷たいもの
アイスクリームが食べたくなった。
四万十市の中村駅で売店を見つけ
ベンチで足腰を休めるのも兼ねて
チョコモナカジャンボをかじっていた。
すると突然
大叔母が息を引き取ったと
嫁さんからLINEが来ました。
おばさん(大叔母)は
若くして亡くなった私の祖父の妹であり
両親のいなかった母の
親代わりをしてくれた一人でした。
私も子どもの頃から
おばさんから可愛がってもらった思い出が
沢山ありました。
そんなおばさんが
あちらへ旅立ったと
連絡があったのです。
お遍路には
通し打ち_88か所を廻り終えるまで帰らないお遍路
区切り打ち_県やある期間など幾つかに分けて廻るお遍路
があります。
私は通し打ちのお遍路。
88か所を廻り終えるまでは帰らないと決めていました。
分かっていた嫁さんは
それ前提で
香典はいくら包めばいいのか
花輪はどれにするかなど
私に相談してきました。
知らせをもらった時
悲しさは感じませんでした。
身内が
一人減り二人減り
少しだけ寂しい気持ちにはなりました。
というのも
お遍路に出発する2か月前ほど。
もう100近く
足腰も弱っているおばさんが
車いすから落ちて
再び座らせるのに私がかけつけて
抱きかかえて座らせたことがありました。
その時ふと思ったのです。
おばさんに会うのは
これが最後かもしれんなと。
なんとなく。
そう思いながら
「おばさん氣いつけてね! またね^^」と
おばさんの顔を焼き付けていました。
生前
「お父ちゃんに会いたい!」
「こっちはもう誰もおらんけえ淋しい」
と言っていた母。
おばさんも
あっちでみんなと
賑やかにするんかな。
そう思うと
私の寂しさよりも
おばさんや母の笑顔の方が
勝るのでした。
野宿場所のベンチで夕食を終え
テントを張った後
夕陽が沈み
窓明かりの中に見える
家族団らんを見ていると
いつの間にかぼんやりと考えていました。
もしも
嫁さん、アイ、ナイト、ツキが
あらゆる形で
この世を旅立ったなら
自分はどう思うのだろうかと。
父の時は
悲しみをかなり引きずりました。
母の時
気付いていなかった
自分自身の覚悟を知ったのでした。
過去記事
【亡くなった人は通夜や葬儀でどうしてる? お母ちゃんありがとう】
一度は奇跡的に回復していた
ステージ4のガン。
母の生をコントロールしようとしても出来ない
強い力を感じました。
宿命
それはネガティブな視点でみれば
逃れられないどうにもならない不可抗力。
しかしポジティブな視点で見れば
生まれる前に決めてきたプラン。
突然やってくるかもしれない
家族との永遠の別れ。
それを想像(脳内シュミレーション)してみると
以外にも
不安や怖れの感情は
沸かないのでした@@
遅かれ早かれ
『誰でもいつかは死ぬ!』
当たり前のことであり
父の時も
誰かから聞いた言葉。
そんな事は分かっている!
頭では。
でも気持ちや感情が
受け入れることに追いつかず
その人がどういう気持ちで言ったのか
その時は気付けませんでした。
ぜんぜん慰めになってない!
でも
今は分かります。
本当に大切な人を失い
悲しみを乗り越え
前を向いて歩んで来た人の言葉。
そこには語られない
その人の体験(人生)や思いが
圧縮されているのです。
家族との永遠の別れが
突然やってきたらどうなのか。
覚悟があることに
気付かされました。
宿命だからと諦めるのではなく
全てはその人にとって
必要なことが起きるのだと
信頼し受け入れていました。
そんな事を考えていると
ここには居ない
家族との当たり前の時間が
残された時間が
とても大切に思えるのでした。
家族との時間と引き換えに選んだ
四国お遍路の旅。
ゴールにフォーカスするのではなく
今この瞬間も大切な時間であり
お遍路の旅そのもの(過程)も大切であると
思うのでした。
テントのチャックを開けて見上げると
満天の星空になっていました。
北斗七星にカシオペア座。
あれが北極星か。
じゃあ広島(家族)はあっちかの!
明日は道中に
知る人ぞ知る【鳴無神社】(おとなしじんじゃ)参拝。
いつの間にか氣持ちが切り替わり
明日の行程を考えていました。
いつもの冒険者に戻っていました。
前の記事
【27日目】四国お遍路スピ修行の旅 道を知っている事と歩く事は違う②
--------------------
私の公式LINEアカウントでは
プレゼント情報としまして
【潜在意識(ハイアーセルフ)と簡単に繋がり今の自分にとって最適なものを選ぶ方法】をご用意しております。
プレゼント情報をご希望の方は
公式LINEアカウントにご登録後、
あいさつメッセージに従って
受け取っていただけましたらと思います^^

https://line.me/R/ti/p/@534gztxh
検索ID:@534gztxh