父親について

祖母は、嫁いだ先の夫が酒乱で仕事をしなかったために、父を連れて地元へ逃げ帰って来たと聴いています。
祖母の実家では、母親を早くに亡くして義理の母と腹違いの弟と実の父親と産まれて間もない父の5人暮らしでした。
父親が一年生になる前に、祖母は祖父と再婚。父親違いの弟が8歳下にいる。

戦争から帰って来た祖父は腕のいい左官屋を営んでいた。
父親は、お坊ちゃんだったようだ。

中学を卒業すると、集団就職で都内へ。
しかし、他人からお金を借りて返さなかったりして祖父に迷惑をかけたそうだ。

父親が生前、昔の話をするのを聴いていたが、いつも誰か人のせい。
いつも人の褌で相撲をとって、勝ち誇る話をしていた。

覚えているのは、いつもお酒を飲んでいて、布団にうつ伏せに寝ながらラーメンを食べていた。

アルコール依存症とモラハラ、パワハラ、暴力モリモリでした。

ただ、母親と違って馬鹿な分だけまだマシでした。

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