未来に残したい漁業漁村の歴史文化財百選の島『保戸島』
1.概要
保戸島は、四浦半島の突端、豊後水道に浮かぶ周囲約4キロメートル、面積約0.86平方キロメートルの小さな島です。最高峰は遠見山(とおみやま)で標高179メートルです。島の一部が日豊海岸国定公園に指定されており、島の漁村・漁民の歴史、文化、景観は『未来に残したい漁業漁村の歴史文化財百選』にも選定されています。
かつて、マグロ遠洋漁業の日本一の島として知られ、最盛期の昭和40年代前半には、人口約3千人、マグロ漁船は140隻を数えました。現在では、人口約600人、マグロ漁船