【NightS】 全部当たりの短編集

短編集は、あまり好きじゃない。
なぜなら、
①好きな作家さんの作品であっても、どれかしらイマイチなものがあるし、
②気に入ったカプの話があっても、感情が乗り切る前に、プツッと終わってしまって物足りないから。
まだこの2人の話読みたいのに、次のカプの話なんて・・・と置いてけぼりの気持ちになる。

しかーし！

このヨネダ先生のナイツは、収録作品、全部が最高の状態だった。

短編集の常識を覆すクオリティ・・・！
さすがヨネダ先生・・・すごすぎる。

まず、掲題のナイツは当然素晴らしい。続編の或る夜も、
ご褒美すぎて素晴らしかった・・・

特段、奇異を衒ったことをしているわけではないのに、どうしてヨネダ先生の作品の受けってこんなに色っぽいんだろう・・・
キザなセリフも全く恥ずかしさを挟み込まずに、すんなり染み込んでくる。

感情スペクトル
こちらもめーーちゃくちゃ可愛くて、終始キュンキュンしっぱなしだった。
笛吹くん、可愛すぎでしょう。
こんなに短い作品なのに、ここまで感情移入させられるのが本当にすごい。なんで？
何がこんなに人を惹きつけるのか！
魔力？？？
久郷もかっこいい中に、幼さと可愛らしさがギュッと詰まっててほんと、いい。

そしてそして・・・
リプライ

いやーーツナギはやばいですね。
なんて素晴らしいんでしょう。
関くん、可愛すぎる・・・なんていい子なんだよ。

高見さんが、関くんの手をかっこいいっていうところとか・・
かっこよすぎて・・・もう立っていられないくらい。
膝から崩れ落ちそうになるくらいの、破壊力・・・。

どうしてこんな、素敵なやり取りを思いつくんだろう！ありがとうございますとしか言いようがない。

なんだかんだ、色々、ほかの作品も読みまくるんだけど、定期的にヨネダ先生の作品を摂取しないと、ダメだな。
やはり、予想は的中で、一度読んだら、もうほかのBLでは満足できない状態になってしまった。。

土俵が違う作品もたくさんあって、それはそれで魅力的なので、比べようもないのだけれど、なんというか。ホーム？のような存在というか・・・

10周年の本が重版されたそうだが、20周年の本もぜひ作っていただきたい・・・
その際は、ものすんごい売れるだろうなー！

レイニーデイズ、イエスタデイ
この作品も読んでみたい・・・けど探してみたら、全然ない。。
メルカリで買うのも嫌だし・・正規のルートでどうにか入手できたらいんだけどな。