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EO・鈴木崩残氏との思い出#3

「お持ち帰り」に失敗した翌日「お持ち帰り」に失敗した翌日は朝から仕事だったが、自分の全てがダメだった。 ほとんどの時間、昨日の女性との出来事に心が完全に奪われ、ボーッとしてるだけ。そこにつっ立ってるだけ、座っているだけで全く使い物にならなかった。 頭の中が、昨日のドラマティックな展開、何度もキスをしたこと、昨日の女性と再び会えるのか?会ったらまた普通に話してくれるのだろうか? などなど。 もう頭のおしゃべりが止まらず、加えて睡眠不足、二日酔いで、全くもって  どうしようも

    • EO・鈴木崩残氏との思い出#2

      そしてそれは、ある日のある出来事がきっかけとなった。 地元の商店街にジャニーズ好きの若いママがやっているスナックっぽいお店があり、ある日そのお店で呑んでいた。 その時、店内の客は私一人だけで、カウンターをはさんでママと他愛のない話をしながら飲んでいた。 飲み始めて一時間ほど経っただろうか、一人の女性客が突然入って来た。 パッと見たところ、お酒がかなり入っていて、ご機嫌ではあるものの足元が少しおぼつかない様子だった。 見た目は背が低くてスリム、30代半ば、なかなか綺麗な女性

      • EO・鈴木崩残氏との思い出#1

        私は氏の弟子でもなく、またお会いしたことも、連絡を取った事も一度もありません。 何冊かの著作と無明庵のサイトを見ただけの者ですが、それでも、どうしても、 氏に対する想いを綴りたいという気持ちが消えないので書いてみたいと思います。 私が初めて彼の存在を知ったのは約15年前ぐらい前、神保町にある書泉グランデという大きな本屋でした。 精神世界の書籍があるコーナーに、彼の書籍が何種類か平積みで置かれており、 本のデザインとタイトルを一目見て「なんだかすごく変わった本」と感じたこ

      EO・鈴木崩残氏との思い出#3