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あの頃の私 〜生後6ヶ月まで〜


初めての育児。
に付け加えられた

初めての双子育児。


双子が産まれた後、
怒涛の日々が続きました。


夜泣き&ギャン泣き
人見知り&場所見知り
抱っこマン&ママ大好き&後追い


ここのnote🗒️では、
双子の兄をイチコ
双子の弟をニコ
と呼ぶようにします。(双子あるある)


イチコは、特に敏感&繊細&人見知りが凄くて
常にママの体を触ってないと落ち着かないタイプ。笑

ニコは、イチコと真反対。
おおらかで落ち着いておっとりしていて貫禄ある。


でも、やっぱり2人とも
泣く時は互いにつられて泣くことも多々あるし
ママを独り占めしてる相方を見ると
「ぼくも〜」と言わんばかりにアピールしてくる。


旦那の仕事は泊まり勤務多々あり。
ワンオペが多い中での双子育児。


ワンオペの時の同時泣きが
最初はどうしたらいいか分からなくて
どうしたら2人とも落ち着いてくれるのか手探り。
同時に2人抱っこしたり、
あぐらに2人乗せたり、
1人は抱っこで1人はバウンサーに乗せたり、
ウィーゴツイン(双子用抱っこ紐)駆使したり、

自分がとにかく体力フルに使う方法を試していた。
1日1日が本当に体力勝負だった。
(私は24歳で双子出産。まだ若くてよかった。)


ミルクの時間になれば
2人分の哺乳瓶を消毒ケースから出して
2人分のミルクを調乳して…
さあここからだよね。笑

新生児〜1.2ヶ月までは
本当にミルクの時間がバラッバラで
1人が飲み終えた後に
もう1人のギャン泣き始まることもあれば、
1人が飲んでいる時に
もう1人がギャン泣きし始めるってことが
ほぼ毎日で

24時間ずーーっと(ほんとに)
ミルクあげてオムツ替えしていた。
あーエンドレス育児だなぁって思ってた。笑


これじゃあ
自分が壊れてしまうと気づき、
せめてミルクの時間だけは一緒の時間しよう
いや、させてしまおうと、
少しずつミルクをあげる2人の時間幅を狭くして
毎回の同時ミルクに成功。
(もちろん、バラバラになる時あるけど)


「双子ママさんってミルクあげる時どうしてるの?」
ってよく聞かれるけど
我が家はこうしていました。

もちろん、旦那がいる時は、
大人と子供で一対一になる。
この時は、親2人とも子供に手をつけてるから
家事や料理が何も手が回らなくて
旦那がいるといるで、悲惨だった。笑

あとは

1人ソファ、1人はバウンサーに置いて
両手でミルク2本持ちしてあげてた。
(いつミルク吐き戻すか咽せるか不安だった)
        ↓
1人が飲み終えたら、
片手でミルクあげながら、
飲み終えた1人を片手で持ち上げて
抱っこさせて背中トントン。ゲップさせる。
1人が飲み終えたら待たせちゃうこともあって
待たせてる間に寝ちゃうことも。
必ずゲップは出さなくていいのは知っていたが、
寝ている時の吐き戻しほど大変なものはないと
思っていたので、なるべく寝かなさいように
名前呼んで起こそうとしてたなぁ。


次に、寝かしつけ。

これも大変。

「双子の寝かしつけどうしてるの?」
これもよく聞かれるけど
どうしようもないんだよね、、、笑


特にイチコは、
抱っこじゃないと寝ない子だったから
(ニコは奇跡的にセルフねんねが得意)
基本的に、1人は抱っこで1人はお布団だったり

もちろん、2人してギャン泣きする時あるから
その時は1人抱っこで1人はバウンサー。
足も使ってたよ。
1人抱っこしてソファに座りながら
足伸ばして足でもう1人が横になってる
バウンサーをゆらゆらさせるの。
これ双子ママさんあるあるだと思う。笑

あともう一本手があれば…
あともう一本足があれば…
ルフィみたいに手足伸びねぇかな…とか

もうそんなことばっかり毎日思ってたよ。笑


当時の私は、
朝から夜までずっと寝不足で
1日の始まりっていつなの?って感じ。
子供にミルクあげながら
頭カクッと寝落ちしそうになる毎日だった。


でも、まだまだこの時は
序盤に過ぎなくて。

私の育児ノイローゼを引き起こした原因。
夜泣き。

本格的に夜泣きが始まり
旦那は仕事が毎日忙しくて
育児は過酷になる一方なのに
ワンオペは変わらずずっとある状態。


夜泣きってさ、
泣いてる本人も何が何だかわかってない状態で
泣き喚いてもう止まらないでしょ?笑

これ双子でやってみてほしい。


部屋が2人の大きな泣き声でいっぱいになる。

小さな箱の中に、泣き喚く2人と私。

私以外に大人は誰もいない。
この2人を落ち着かせるのは自分しかいない。


1人ずつ抱っこして寝かしつけなんてできない。
だってもう1人がジャイアンのように
周りは関係ない、母親の体力なんて関係ない、
って、そう言ってるように泣き喚いてるわけ。


2人抱っこして落ち着かせるまで揺れてたり、
1人抱っこで1人バウンサーだったり、
抱っこ紐を使っておんぶと抱っこで
よく寝かしつけしていた。


ずっと、2人の泣き声を聞いていると
もう泣き声を聞きたくなくて
子供達を安全な場所に置いて(泣いてるけどね)
自分はお風呂場とか違う部屋に行って
耳塞いでしゃがみ込んでた時なんて沢山あった。

双子が泣いていない時でも
泣き声が聞こえたような気がして
トイレ行く時とかお風呂掃除とか
少し離れてるだけでも
空耳?泣き声?が聞こえたような気がして
「泣いたかも」と思ってすぐ部屋に戻ってた。

ずっと、2人の泣き声を聞いていると
泣き声が怖くなって部屋で大人が
大の大人が悲鳴をあげて泣いたことも沢山あった。


夜になるのが怖くて
旦那が仕事行ってしまうと
双子と3人きりになるのが怖くて
夕方から何かにずっと怯えてる精神状態。
外が暗くなって
シャッターとカーテンを閉めると
動悸、汗、涙が
止まらなくなることも沢山あった。


育児ノイローゼだと思った瞬間があった。


私は立って1人を抱っこして
夜中、寝かしつけしている時に

心の中で
「このまま落としてしまいたい」
「もう育児したくない」
「泣き声が怖い、聞きたくない」
「私、今外に出て踏切に入ろうかな」
「怖い、怖い、怖い」

と何度も繰り返し思った時。
時には、死にたいと思う時もあって
いつか自分は死んでしまうんじゃないかって
あの当時、毎晩思っていたかもしれない。


ここで私は

あ、今私普通の精神状態じゃないなって
気づいて旦那に話した。


このままだと
私が壊れると旦那も私も思ったので、

産後ヘルパーを利用することにした。

まずは、家に新しい風を吹き込むこと
そして、環境を少しずつ変えていく。
私が誰かと関わる時間が増えるように、
家事、育児の負担が少しでも減るように。


産後ヘルパーを利用してから
私の精神状態がガラリと変わって

ヘルパーさんに沢山話を聞いてもらったり
「よくここまで頑張ったね」
「みんなすごいよって褒めてるよ」
って言ってもらったり、

ヘルパーさんと話すことで、
自分のやっていることはすごいんだって
初めて自分に対して褒めてあげる時間が出来た。

当時の私は、
双子育児に追われる日々で
自分が本当にすごいことをしてるって
考える時間、思う余裕が無かったんだと思う。


ヘルパーさんには
本当に感謝している。
ヘルパーさんが来なかったら
今の私はいないんじゃないかと思うくらい
色々な面で本当に救われた。



だけど、
それでも、
産後ヘルパーを利用するにあたって
規則や制限は色々とあって。

足りない分をこれからどうしていこうか、
2度とこういう気持ちにならないように、
夫婦仲良く過ごしていくために、
これから何をして対策していこうか、

毎日、旦那と沢山話あって
(話が食い違って喧嘩になることも沢山あった)


双子を
保育園に入れてみるのはどうかなという話になった。


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