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モノが多いけど「整理対象はない!」と思っている人向けのワークショップ

こんにちは、naruと申します。
「Master Of Life」を夢見て、日々生活磨きに取り組んでおります。 日々の生活の気づきを、様々なジャンルに分けて投稿しております。

今日は前回に引き続き、整理収納のお話しです。


こんな悩みを持っている方へ

「モノが多いのは分かっているけど、どこを整理したらいいのか分からない…」「自分の家には整理すべきものがない気がする…」そんな風に感じている方はいませんか?
自分が見た限り「整理の必要があることは分かっているけれど、何を整理すべきかが思い浮かばない」という状況に陥っている人が少なくないように見受けられます

このブログでは、そんな悩みを持つ方に向けて、具体的な整理の方法を紹介します。



紙に書き出す整理のワークショップ

まず整理する場所を1か所決めてください。
たとえば、キッチン、リビングの一角、クローゼットなど、どこでも構いません。

そして、次のステップとして、家の外に出て、カフェや図書館など集中できる場所に移動してください

そして、集中できる場所で「残すもの」と「処分するもの」を紙に書き出してください。

最後にリストを持って家に戻り、実際に整理しようとしている場所を改めて確認します。

ここで重要なのが、「処分するもの」は一度おいておいて、紙に書き出していないものを見つけてください。

そう、紙に書き出していないものが整理対象です。

これらは、あなたの記憶の外にあるモノであり、実はすでに心の中で捨てたも同然のモノだからです。


なぜこの方法が有効なのか?

人とモノとの関係は、4つの領域に分けられます。

  1. アクティブ領域
    日常的に使っているモノ

  2. スタンバイ領域
    今は使っていないけれど、すぐに取り出せる状態にあるモノ

  3. プロパティ領域
    所有しているけれど、存在を忘れてしまっているモノ
    どこにあるかも覚えていないモノも含まれます

  4. スクラップ領域
    もう使うこともなく、ただ捨てるべき時を待っているモノ

問題になるのはプロパティ領域のモノたちです。
これらは記憶の外にあり、日々の生活で忘れられたモノです。

私たちが整理しようと考えるとき、思い出すのは記憶に残っているアクティブ領域やスタンバイ領域のモノだけです。

しかし、本当に整理する必要があるのは、記憶の外にあるプロパティ領域のモノです。

これを意識することで、忘れ去られたモノ、使わないモノに注意がいき、集中して整理をすすめることができます。


整理することで得られる効果


このワークショップを通じて、あなたは本当に整理すべきモノに気づくことができます。

忘れ去られたモノは、心の中ではすでに捨てたも同然です。

それらを手放すことで、空間や時間が解放され、新しいモノや体験との出会いが生まれます。


まとめ:新しい出会いのために手放す


ミニマリストでない限り、どんな人でも、記憶の外にあるモノを持っています。
それらはずっと停滞し続け、あなたの生活にノイズを与えます。

記憶に残っていないモノは、すでに役目を終えたモノです。そのモノを手放すことで、新しいモノとの出会いや、より快適な生活が実現します。

試しに外に出て、紙に書き出し、整理する場所を見直してみましょう!

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