エンジニア採用の難易度を下げるスカウトのポイント8点
結論
ターゲット
エンジニアの採用を任された人
エンジニア採用と普通の採用の違いが曖昧な人
筆者経験
Webサーバーサイドエンジニア4年目
とある会社さんでエンジニア採用も担当
元SIerの営業
この記事の見方
エンジニアがエンジニア採用を一任される中で気づいた点 & エンジニア採用で使えるTipsをまとめていきます。ご参考までに!
想定の会社
理由: ベンチャーの方が好き・採用のハックが必要
(前提:大企業はお金で解決するなどの手段が豊富。お金のない状態でできる事を記載できればと思います。)
転職市場について
エンジニア採用活動の例
求人媒体で検索
サイト上でスカウトされる
リファラル採用
エンジニアの勉強会
TwitterDM 等
採用方法と媒体はどんどん増えてますよね。
けど個人的には棲み分けが進んでいて、選ぶべき媒体や方法は絞られている気もします。
採用側にとっておすすめ順位
リファラル採用
エンジニアの勉強会
スカウトサイトに登録
TwitterDM
求人媒体で検索
リファラルが最強
仕事内容なども伝わっている場合が多くミスマッチが防がれやすい、一般的に定着率も高く、アトラクトもしやすい、かつ費用も抑えられる。良いことづくしです。
しかし、今回はリファラルに着目ではなくスカウトにフォーカスして説明していこうと思います〜
現状
エンジニアの売り手市場
スカウトサイト
出典:vollect
スカウトサイトはエンジニアの需要増加 & 価格の高騰に合わせてどんどん増えていますよね。
スカウトサイトの設計思想がとても大事です。お金を集めるポイントや顧客に見せたい強みの違いによって、ユーザーに常にログインを求めたり、スカウトを何通も送れる仕様だったりします。
残念ながら、現在の需要過多の環境にそぐわないサイト設計としか言いようがありません。
スカウトの難しさ3点
1. 届かない
良くも悪くもサイトの多様化が進んでいます。つまり、エンジニアの登録先と各媒体の登録会社さんにバラツキが進みます。そうすると、双方として一つの媒体で出会える数は減少するはずなので、マッチングの減少が考えられます。
2. 見られない
優秀な人にスカウトが集中
500通以上のスカウトが飛んでいることもあります
人気な人ほどその連絡に目を通すことも大変なので確認ができません
3. 返ってこない
避けたいサイトの悪い例
通知が飛んでもログインしないと中身が見えない仕様
スキルにマッチしていないスカウト文が多い
テンプレ感のある内容が多い など
ここまではスカウトが現在のエンジニア市場において難しい理由を挙げています。しかし、エンジニアという専門職だからこその難しい採用の点も加わります。
スカウト、どうやってしたらいいの?
正しいエンジニアの見極めポイント8点
①加点と減点の見方を正しく
加点してる図
採用において候補者の見極めって難しいですよね。
特にエンジニアに対して、何をしてたらプラスで何が無かったらマイナスに捉えた方が良いか、などの見極めはより難しいと思っています。
しかし、今回は「コードなんて読めないよ〜」という方向けに良くあるもったいない勘違いを紹介します。
間違えがちな見方3つ
1. 情報系の学部を出てないから「減点」
学生の頃から勉強に取り組んでいた方は素晴らしい(加点)
しかし、学生の頃勉強していなかったからスゴくないエンジニアではない!
むしろベンチャーならビジネス視点も持ち合わせたエンジニアを求めてたりするので一概に言えません。会社で求めるエンジニアのペルソナに合わせましょう!
高卒でもなんでも、強い人は強いです😅
2. iOSエンジニア募集だけどPHPを触ってたので「加点」
大枠のITエンジニアの分類は把握しましょう!
(ex Web系、スマホ系、ネットワーク系
何系の技術を好んでいる人なのか
最低限、スキルのワードから何系のエンジニアかを判断できるようになった方が良い
何をしていきたい方かを読み取る
あなたの会社の技術分類を対象者がやりたいかが大きなファクター
3. Githubの活動履歴があまりないから「減点」
Github上でコミット活動をしているかは働かれている現場にもよる
活動してない ≒ 弱いエンジニア ではない
活動記録がたくさんついていたら加点
Githubは一つの指標でしかない
③スカウト文章が通知に含まれてくれるサイトを選ぶ
優秀な人気のエンジニアをスカウトしたいなら
目に留まってくれる事が大事
エンジニアにスカウトの通知がいく時、「会社名」や「スカウトが来たこと」だけしか表示されないメールには反応が薄くなりがちです。一生懸命書いたスカウト文章が少しでも目に留まるように、メール本文でメッセージが完結しているものが確度が上がるはずです。
④テンプレ化され過ぎてないサイトを選ぶ
テンプレート(テンプレ)は魅力的に映りにくいです!
テンプレで送られ続ければ、通知を切ったりドメインをブロックされることもあります。
つまり、なるべくテンプレじゃなくで自由度が高い文章が書けるサイトがおすすめ
スカウトリストを作るとき
⑤リストから外せる項目を洗い出す
リストに膨大な情報が書かれています。
まずはその情報精査を早く行うために「当てはまらない人」を探す方が早い!
例)
東京オフィス出社がマストの場合
→ 地方勤務希望は当てはまらない
⑥ペルソナを作る
候補者像の言語化をしましょう!
一度言語化してしまえば複数サイトで投稿しても統一感を出せます。
社内的にも理解も広められるのでリファラル採用にも活かせます!
さらには、基準が具体的に決まることにより全方向的に採用活動をすることを防ぐことができます。
最小限のリソースで獲得を
候補者を探そう
⑦希望職種がエンジニアに絞られているかどうか
つまり、希望職種が広く設定されている場合、強みがはっきりしていない可能性があります。特に職歴が少なかったり職務経験が厚くない方は注意して見ても良いかもしれません。
⑧スキルに言語などの詳細情報が入っているか
スキルを持っているか ≒ 何かに突出して専門を持っているか
つまり、彼らが業務未経験であろうと強みを持っていると判断している場合は、よりスキルやアピールポイントを入力されているでしょう。
(業務未経験でも業務レベルに達している人はいるので考慮に入れても良いかもしれません)
言語やスキルの詳細が入っていると加点
さらにはその詳細度が高い方が良いです。
固有名詞の多い専門職では、理解度の高い人の方が詳細まで記載ができている傾向にあります。
結論
エンジニアの専門性や需要過多の状況を踏まえ、
落とし穴や見分け方を知った上でスカウトすべし!
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