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#60 感想戦回想

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誰かと比べなきゃ、幸せか不幸か解らないでしょ?

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【閑話休題】

なんか槍スキルの必殺技みたいなタイトルですね。
神槍旋回葬!』みたいな(中二病)

Twitterでお誘い頂いたこちらの会に参加してきました。

このご時世に「嘘だろ」と思われそうですが(オマージュ)
ZOOMを使ったことが無く(家族のスマホで一回きり)急遽設定してみたものの、カメラとの連携がうまく取れずに黒画面参加となってしましました。
出し惜しむほどの面でもないんですけどね・・・m(_ _)m

ゼーレ

コトの詳細、総まとめはどまっぷさんが後日解りやすくご紹介頂けるという事だったので(笑)いつも通り一個人が感じた一般ピーポー的な感想を綴っておこうかと。
恐らく主催者やオピニオンリーダーな皆様とは、いささか視点の異なる見方かと思いますので、あくまでN視点スピンオフな内容だとご理解頂ければ幸いです。

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感想戦」ということだったので、当初の筆者のイメージとしては

「僕はこのチームが好きだったな!」
「私はこの作品の演出が感動した!」
「キャッキャッ♪」「ウフフ☆」

みたいなハートフルな会かと思って超気軽に参加してみましたが、もちろんそんな訳ありませんでした(笑)
よく考えたら「感想戦」って試合の再現とか検討ですもんね・・・

ハートフルどころか、ハートバーニングというか、人によってはハートブレイク?するかもしれない内容もちらほら飛び交う、熱いトークが繰り広げられました。

誤解を恐れずに言ってしまうと、かなり最初の段階で
やばい。自分、場違いだ」と感じてました(・_・;

なんですかね、例えるなら
役員会議に何かの手違いで参加することになった平社員
みたいな(笑)

何となくのもやついた感覚(引け目?)も感じつつ、それでもせっかく参加した貴重な機会なのだからと思い、色んな団体をリードしている皆さんのお話を聞かせて頂きました。

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誰がどんな発言をしていたかというのは、その会に参加した皆様の財産なので、ここで個別の言及は差し控えますが、

おお、見抜いてるなー
全く、その通りだなー
と思うトコもあれば、

それは違うんじゃないかな?
そうは思えないけど…
あーそんな風に感じるんだー

みたいな話もありました。大体それぞれ半々くらい。

集まっている方々皆さま、持っている見識も、求めている景色も違う

当たり前なんですが、文字より言葉として聞き取る方が圧倒的に「」を感じ取れました。

こういう「祭りの在り方」や「作品の作り方」「チームの方向性」の様な話題は相当に久しぶりで(多分よさこいを始めて1~2年くらい)避けてた訳ではないけど、そういう環境や立場にいなかった時期が長すぎて、面白かったと同時に、とても疲れました。
準備体操もせずに10数年ぶりに総踊りを本意気で踊ったような気分w

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元々聞き専くらいの気持ちで参加していたのですが、たまに発言できるタイミングがあっても、とっさに言いたい事をしっかりと言い切れるタイプではないんですよね・・・陰キャでコミュ障という、よさこい界とは比較的相性の良い量産型の人間なので(笑)

しかしながら、せっかく参加したので今回の話題の中から筆者が思う意見を一言二言。

・今年の結果について

前提として、今回の予選審査が年齢・地域をランダムに抽出された100人の一般人が、審査基準に則って(理解度はともかく)採点をしたという条件で行われたのであれば、それは今年のどまつりを試聴していた大多数の人々の民意であり、総意であり、求められた結果を反映しているのではないかと。

誰しもが納得する審査というのは不可能に近いし、仮に自身が納得できる内容では無かったとしても、納得できる人が「多数派」であるという事実には変わりなく、是も非もないかと思います。

複雑に絡み合った思惑やトレンドが混ざり合って、この年この時にしか生まれなかった唯一の結果だと受け入れるべき…いや、受け入れられて欲しいなぁ、というのが筆者の意見です。

(とはいえ、今回の感想戦の参加者の中で個々の好み、望みは各々あるとしても、今回の結果に心底納得がいってないという方は見受けられなかった印象です。じゃあなんでそんなこと言うてん?だってそんな論調じゃなかったんだもん・・・w)

・ファイナルに多様性を。

これは長年言われてる永遠のテーマである様にも感じますが、現行の予選グループ、ブロック審査というシステムでは難しいかと。

黎明期の全審査対象チームから区分なく選出か、昔やっていた4グループから上位3チームずつを選出する、等のシステムであれば、ある程度バリエーションを持った選出も可能だと思います。ただ背反として、選出の公正さを堅持するには審査側の負担がかなり大きい

最初から強豪チームや学生、市民などで恣意的なグループ分けをしてしまえば可能かもしれないが、見る側はつまらないかもしれない・・・

例えばサッカーW杯の予選グループ抽選のポッドシステム。あれは欧州や南米などの強豪チームが予選で潰し合いしない様に、予め参加地域でポッドに振り分け、そこから抽選する事でバランスよく分かれるシステム。
どまつりでもファイナルチーム、学生チーム、大人数チーム等をポッド分けしておいてそこから抽選する・・・
ただこの方法ではチームの作品性までは仕分ける事は不可能ですね・・・
何か「他チームとは違う作品性を目指す」事で、審査でかなり優位に立てる様なポイントが加算されるような、そんなシステムがあると良いのですが。

ただ今回に限って言えば過去一番くらい多様性のあった顔ぶれだと思いましたね~。リアル開催だったらもっと似たり寄ったりなラインナップだったと思います。これは動画審査ならでは特異性かなと。

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今年の結果」と「多様性
この2点について検討を深めた上で、思う事は・・・

どまつりに長く、深く関わって見てきた人間ほど、作品に多様性を求める人は自分も含めて多いですが、この祭りに関わる大多数のいわゆる「一般の踊り子さん」というのは、何かしら有名なチームを見て憧れて入ってきたり、自分の参加しているチームの作品以外の事は知らない人が案外多いのではないか?ということ。

そんな人たちにとっては、いわゆるトレンド的なものをやりたくて参加している訳で、憧れのチームに様々な条件で入れなくても、似たような方向性のチームがいくつもあれば、自分が活動できる条件に近い団体を選べる選択肢は多いわけだし、なければ自分が思う様なチームを作ることもできる訳で、むしろ歓迎すべき状況なのかもしれない。

作品の多様性を創出していくには、各チームのリーダーやプロデューサーと呼ばれる立場の人達の行動と手腕にかかっている訳ですが、それを求めている人間というのは、実はマニアックな少数派なのかもしれない・・・

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メンタル

・・・とまぁ何か小難しく綴ってしまいましたが、業界をへらへらと、ペラペラな意識で(笑)楽しんできた一踊り子としてはそんな事を感じました。

重ねて思うのは、持っている見識も、求めている景色も、違うということ。

人の思いや考え方を感じる事で、自分の立ち位置や何を求める人間なのか、ということを意識する事ができました。

何か当たり前の事ばかり書いた様で、まだまだ書ききれない事や、言葉がまとまらない(;・∀・)こともたくさんありますが、いったんこの辺で。

色々考える機会を与えてくれた皆さまと、お声がけ頂いたカイさんに感謝を!ありがとうございました☆

次回は審査回想録のつづきを書きます!
きっと多分!ww

まだまだ何かをサポートして頂ける様な大層な書き手じゃないのでサポートなんて恐れ多くてとてもとても…>゜))))彡