株やNISAの相続について考えました
最近よく耳にするデジタル終活。最近はネットのみの銀行や証券会社が非常に多い。そして、証券会社の口座情報は、事前に相続人がわかるように残しておくことが大事なのはよくわかる。しかし実際には、どうやって相続をするのだろうか?
ここからは、私の家庭を例にあげて書いていきます。
私の投資資産はいわゆる相続財産になる。現状の相続人は妻と子供の二人ですが、投資資産はすべて妻のものになると仮定します。そして証券会社もNISA口座がある証券会社を対象にします。
投資について 「興味がある」<「リスクが怖い」 と考えている妻は、おそらく運用をしないで現金にするだろう。
つまり、株やNISAを売却、証券口座からどこかの銀行口座に出金。そして銀行から無事に現金を引き出す。株の売却の仕方を教えておけばそれほど問題はない!?
でも、実際は違います。
まず、相続人である妻の証券口座に移管をしないといけないのです。そして、NISAの場合は、私が死んだ日の終値の価格で妻の証券口座(NISA口座ではない)に移管されます。当然課税対象となります。
妻の証券口座に移管されたあとは、妻のものなので、売却・証券口座からどこかの銀行口座に出金して引き出しが可能となります。
移管のやり方は、丁寧に記述があったり相談窓口もあるみたいなのでこの問合せ先を情報とともに残しておけば大丈夫でしょう。
問題は、今のうちから妻の証券口座を開設しておかなければいけないということです。ただし、開設したまま何もしないで放置しておくと、この先銀行みたいに冬眠口座扱いされても困るので、ワン株でも買って放置がベストな選択かもしれないですね。
今のところ「ご家族・ご友人紹介プログラム」が実施されていて、10,000円のキャッシュバックがあるみたいなので、さっそく妻に話をしないと(笑)