「公的保険」って何?
「公的保険」とは、国や地方自治体が運営する保険制度のことを指します。この制度は、国民の健康や生活を守るために設けられています。
公的保険には、主に次のような種類があります
1 医療保険:国が運営する医療費の一部を助ける制度です。病気やけがをしたときに、医者にかかったり入院したりする際に、自己負担額を減らしてくれます。(国民健康保険、後期高齢者医療制度、高額療養費制度)
2 介護保険:介護が必要になったときに所定の介護サービスを受けることができる保険。
3 年金保険:老齢になったときに、生活を支えるためのお金をもらえる制度です。働いている間に保険料を支払っておくことで、高齢者になったときに年金を受け取ることができます。(老齢年金、障害年金、遺族年金)
4 労働保険:職場を失ったときに一時的にお金を支給してくれる制度です。失業してしまった場合や働けなくなったときに、一定期間だけ生活を支えるための給付金をもらえます。(雇用保険、労災保険)
これらの公的保険は、国や地方自治体がお金を集めて運営しています。そのため、みんなが少しずつ保険料を支払って参加しています。困ったときや病気のときに、公的保険があることで安心して生活することができます。