ヴェスタリアサーガⅠ+(リメイク版)クリア感想

はじめに

まず、言っておきたいのは今回もとても楽しくできましたということ
やっぱヴェスタリアおもろいな~
加賀さんありがとう
3はどうにか作ってください
どうしてもです

私は無印版は初見を通常で、2回目は救済でクリア済み。
今回はノーリセでスコア1000を目指してという感じです。
最近はSRPGやるにしてもダラダラ通常プレイしかしてなかったのでノーリセの緊張感は久々で大分ヘタだなと感じながらプレイしていました。

死亡者リスト

3章 トロイ

彫像のギミック忘れにより、賊を追いかけて崖上フランシスカの致命3%を引く。
オーバカトラスと旗も一緒に持っていきました。

9章 ジャン

ルビナが残した崖上アンチドウエポンに崖越しスナイパーの失念。
崖ばっかりやんけ。

14章 エイル

グレートボウ一撃 耐久2足りず。
フロイラインと戦女神の剣も共に。
ルビナを凌ぐ成長を見せていたのに…。
フロイラインできっちりレベル上げていかないとダメだという戒め。

明確に3人がいなくて困った場面はありませんでした。
16,18章が飛行がルビナ一人になるのどうかなと思っていましたが、杞憂でした。一人で岩を全部粉砕して、ドラゴン撒いて、対岸の船も海賊もぶっ飛ばしたね。捕虜の解放に向けて飛んだのにダークスリープでずっと眠ってたのは、まあ許してやろう。


出世した人ランキング

1位 マーヤ

ルビナもエイルもかなり控えめな能力にされているのに重用されるのは、飛んでいることが非常に重要なゲームだからです。それでもマーヤはかなり困った性能でした。初回は完全に買い物要員だったのに今回は完全にエースでした。
惜しむらくは叱咤激励連打してたらゲルを襲撃してドラゴンに乗れなくなったことですが、それでも十分。

2位 ホエルン

なんかシルティンが分身してるみたいに使用感が一緒。
アリアドネの超強化はあれど、飛行に軍配が上がるので2位で。

3位 アッシュ

無印版からジャンアッシュを育てられないみたいな人をよく見るんですが、すごくもったいない。ヴェスタリアで1番育てがいのあるのはずっとアッシュだと思ってます。今回は盾にリリアの支援強化までもらえる始末。
戦士系に1番欲しい守備が補強できるわけで、並み居る騎士系を差し置いて盾の恩恵を1番に受けたのではないでしょうか。リリアの支援強化+盾+シールドアクスで16ぐらい盛れるんかな?20章西側の木を登って道を切り開いていくアッシュの頼もしさを皆に知ってほしい。と思ってたけど20章の易化がすごい

4位 シルクメルディ

今回は強化されたシルクナイトにしました。
トロイがいなかったのもあって相当頼りにしました。
移動10というアドバンテージにはどれだけのステータスを持ってしても勝てないということ。盗賊特攻とハプーンの相性は抜群でした。
少ない経験値で強くなるというのも重要なことです。

終わってみるとよく使ったキャラは全員が俊足持ち。
アッシュ、シーラ、シーゼル、メルディ、マーヤ、移動の秘薬を上げたルビナ、スライン。

気がついたこと

5章マタグロスにL盾

これは物理で触りに行くなよという明確なメッセージだと捉えています。
ロードアスラルやなんかで微妙にダメージが通るとそこを押し通そうとしてしまいがちなので、はっきりと「ない」と判断できると別の道を探そうとします。今回は完封できる手段が割と簡単に誰にでも取れるようになっているので、それに気がついたときはああ、これも難易度下げの一端かなと思いました。ちなみに気づいたのはメルディが一撃避けるの前提の攻撃をポチッと押した後でした。ハプーンが盗賊特攻メルディとの相性が抜群なので、マタグロスを倒す価値はかなり上がっています。流星森チェザル最強。

店売り品の個数有限化

これは難易度が上がったと感じる人も多そうではあるが、明確に「もっと強い武器使っていけ」というメッセージだと受け取っていいでしょう。
いわゆるエリクサー病というのはゲームが下手な人の思考停止の逃げ口上だと思ってるので、こういう意図には賛成です。適切な武器を適切な時期に使い潰してマップを攻略するというのは上級者の証拠であり、自分もそうありたいと思っています。ジェイガンとアランの銀の槍、トラキアの葉っぱの光の剣、蒼炎のリガルソードなんかがそれで、これを序盤に使い潰せる事をSRPGプレイヤーとして自信にするべきだと思っています。
まあ、俺は大馬鹿すぐ無くしたからつかえなかったんだけど。
シュリの魔石の入手数自体も増えてるはずだし(多分)どんどん使えということなんだろうけど、多分、使う前に壊しちゃうんだろうな。

BGMの追加

結構な曲数が追加されたんですが、正直に言うと、ちょっと多すぎて印象が薄いまま終わってしまったと感じています。初期の初期はSスタの曲をそのまま使っていて、その後アプデで齋藤さんの曲が差し込まれたりとかありましたね。戦闘曲とか初回クリア時はデフォルト曲だったので、今から齋藤さんの曲に印象変えていけるかな~とか不安に思ったものですが、取り越し苦労でした。ただ、今回はちょっと出番が少なすぎるのが原因なんでしょうか。まあ、散々サントラも聴きまくってる人間だから仕方のない部分もあると思います。新規プレイヤーだと、また違った印象になるでしょう。キャラ別戦闘曲や、5章の曲とかはすごい好きです。チェザルの戦闘曲いいよね。

あと、その中でも10章 公女の決意をSスタのデフォルト曲から変えないでくれてありがとう加賀さん。あれはすごいバチッと嵌ってるって加賀さんも多分思ってるってことなんだ。と、勝手に嬉しくなっています。

全体的な難易度の低下

難易度自体は下がったなとハッキリ認識できるんですが、初見殺し自体はそのままだし(むしろ3章、木の秘薬のところは悪化してる?)これでクリア出来る人間は増えるのかはよくわかりません。
無印版が詰んだ人はどこで詰むんだろうかとよく思います。
ただ、いわゆる「詰んだ」と言っている状況が本当に手の打ちようがない「詰み」の状態であることはほとんどないと思っていて、もし、本当に詰みの状態であるなら、そんな状態になるまでよく頑張ったねっていいと思うし、多分そのゲームの基本がわかってない状態の本当にすごいゲームが下手な人なんだろうなとは思いますが世の中そんな人は極稀なはずです。
じゃあ、「詰み」ってなんなのかとよく考えるんですが、それは「心が折れた」にほぼ等しいと思っています。
更にいうと「飽きて辞めた」とも言い換えられると思います。
辞められてしまってはゲーム制作者からすればゲームを最後まで遊んでもらえなかったので、それは「詰み」と言ってしまっていいのかもしれません。
今回の難易度低下でクリア出来る人が1人でも増えることを祈ります。


終わりに

漠然とやってみたいプレイが2つあります。
一個は、ひたすら楽をするプレイ。
武器もガンガン使う、シュリも在庫なくなるぐらい使う、スコアも武器に変える、感謝状とかいらんし、金も多分余るからカットできるところはどんどんカットする。みたいにプレイしたらどこまで楽に感じられる作品になったんだろうかということ。
なんだったら店売り品は買わなくてもなんとかなるんじゃないかとか思ったりもする。知らんけど。

もうひとつは、フリーゲームであるということはセーブデータが受け渡しできるということ。
先の「詰み」のセーブデータなんかはこっちからすると「貸してみ!?こっからクリア普通に出来るから!」みたいに隣の友達からコントローラー奪うかのような事もできるわけですね。

あとは、大昔にやったことがある、ノーリセで1人1章ずつクリアしてセーブデータだけをリレーしていくという「交換日記プレイ」と呼んでいたものなんですが、これもフリゲだったら容易だよねというお話。すごい、人脈とか企画力とかいることなのでこんなところで言ってても何も起こりませんけども、そういう事もできるんだなあと思いました。

では、本当に最後になりましたが、加賀さんありがとう。
完結編はどうしてもやりたいです。

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