研究所
とあるドキュメンタリーをちら見しておりまして、気になることが出てきました。そう、細かいことが気になるのが僕の悪いクセ(by杉下右京)
「新たな資料が[理化学ケンキュージョ]で発見され…」
あれ、確かよく聞くのは[理化学ケンキューショ]と、濁らない言い方だったような…。
そもそも違いはあるのか?
ケンキューショ、ケンキュージョの言い方には、ゆれがあるもので、各団体によって違う場合が多いのです。
文化庁の調査によると…
国研の調査によれば,採る形として「ケンキュージョ」が多数(55~79%)(文化庁 第5期国語審議会より)
https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kakuki/05/bukai02/09.html
とあります。ケンキュージョの方が多いようです。しかしケンキューショと呼ぶところが多いような気が個人的にはしますが…。
それだけに「どちらなのかな?」というアンテナは常に張っておきたいのです、私はね。
では理研はどうなのか?
まずはNHKのニュース文をあたってみます。NHKやさしい日本語で書いたニュースより引用します。
理化学[ケンキューショ]と、濁らない言い方になっています。(音声でも濁っておりません)
では、理化学研究所のホームページには、どう記載されているでしょうか。
理化学[ケンキューショ]とあります。
このことから私は少なくとも理化学研究所は「ケンキューショ」と濁らない言い方の方を選択します。
では、他の研究機関は?
調べてみましょう。
国立環境研究所→ケンキューショ
厚労署管轄の機関→ケンキューショ表記で統一?
ハル研究所→ケンキューショ
産業技術総合研究所→ケンキューショ
あれ?ケンキューショが多いぞ!?
結論
その都度都度、確認できるのであればした方が良い!と思う!
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