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#120 ポジティブとネガティブの黄金比
個人と組織の能力を最大化し、
物語を共に創る伴走者、
ナラティブサポートの上村です。
ポジティブである事のアンチテーゼ
このお仕事をしておりますと、
自分自身がポジティブにあること、
美点凝視をすることを常に心がけています。
しかし一方でそういう心掛けに関して次のような事を思う人もいるのではないでしょうか?
「常にポジティブな人って暑苦しくてしんどいんだよなぁ」
「本当にそうなのかよ。裏ではそんな事ないんだろ?」
「大事なのは分かっているけど、いつもそんなふうには出来ないよ」
特に会社から受けてこいと言われている研修等、当事者意識が低い状態であったり、相手との関係性が浅い状態でポジティブな発言ばかりの相手に向き合った時はこういった印象を抱きやすいのではないでしょうか?
またそういったポジティブな発言の多い上司との1on1でも次のようなことを思うのではないでしょうか?
1) ポジティブ発言×言動が伴っていない → 「あんた、口だけじゃないか」
2) ポジティブ発言×言動も伴っている → 「素晴らしい上司なんだけど、自分には無理だな」
もちろん2)の場合は本人の状況や精神状態に左右はされることもあります。
研修講師の言葉からの気付き
先日、受けた研修でも素晴らしい話を講師の方がしてくださっていました。
しかし、一方で「人間の黒い部分」も話をしてくれました。
「人間だから相手に対して何を言っているんだと思うことはある」
「本音を言うと心の中では嫌いと思っていました」
といったようなニュアンスの言葉を使った事例を端々に入れておられました。
ロサダの法則
ロサダの法則というものがあります。
アメリカの大学教授による研究によると、
「ポジティブとネガティブの割合を3:1で感じると自己成長につながり、幸福感が高まる」
という法則です。
この研究結果についてはその後、割合については色々と議論されていますが、ポジティブ感情を持つ事は良いとされています。
この研究結果はあえて1のネガティブを設けるのではなく、3:1以上にする事で自身の幸福感が高まるという内容です。
新たな法則の提示
ここからインスパイアして「ポジティブ人間:人間臭い部分を3:1」の割合にすることで相手にご自身の行動や言葉による影響を素直に与えやすくなるのではないか?と感じました。
誤解なきようにお伝えすると、ネガティブ発言をしましょうという事ではありません。ありのままで自分の弱い部分、黒い部分も素直に出してみることによって、本当にありたい姿、伝えたいことが素直に伝えることができるのではないでしょうか?
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