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#44 反転学習で大きな学びとワクワクを

個人と組織の能力を最大化し、
物語を共に創る伴走者、
ナラティブサポートの上村です。

私の好きな曲の1つにRADWIMPSさんの「正解」という曲があります。

その歌詞にこのような一節があります。

答えがある問いばかりを教わってきたよ。そのせいだろうか。僕たちが知りたかったのはいつも正解などまだ銀河にもない

RADWIMPS「正解」

答えのない問い、答えのある問い

子どもが良くする質問トップ10の上位に入ってくるであろう「こんな事学んでも仕事や大人になってから使わないやん!」という問いに対してのアンサーの1つとして「大人になったら答えのない事ばかり。答えのある問いを考えて答えられないくらいだとやっていけないぞ!」という回答例をSNS等で見たことがあります。しかし、そういった教育が弊害で今はそもそも学生時代から答えのない課題に対して取り組むアクティブラーニングもよくされていますよね。

「答えのある問い」「答えのない問い」という切り分けではなく、「基礎学力」と「応用学力」という切り口が正しいんですかね?この辺りは教育分野の専門家でないのでこれ以上話をしていくと完璧な私見でミスリードにもなってしまうのでやめておきます。

学びはワクワクするもの

今回、何を言いたかったのかと言うと、大人になってからの学びって非常に大切ですねということです。私のミッションに「働く・学ぶ・繋がるをワクワクする世の中に」というのがあります。

「学ぶ」ことって自分が成長している実感、出来る事が増えている実感、世界が広がっていく実感につながりますし、物理的にも仕事にもつながったり、評価にもつながりますよね。嫌々すると楽しくないですが、学んだ先の世界や、学ぶ動機がはっきり見えているとワクワクするものになります。

反転学習という方法

そしてワクワク学ぶための方法として私は複数人での「反転学習」をしています。
以前、「反転学習とリーダーのレジリエンス」の関係性についての記事を上げさせてもらいましたが、私自身も反転学習を幾つかしております。そこではレジリエンスとは別の効果を体感しています。

私の反転学習の事例

このブログを書いている本日も、組織開発コンサルティングファームの㈱MIMIGURIさんが運営しているCULTIBASEという定期的に動画コンテンツを提供してくれている無料オンラインメディアの動画を視聴して、そこでの学びと活用したいことを共有し合うという勉強会をしてきました。

他にもマネジメントに関する本、リーダーシップに関する本、コーチングに関する本をテーマに別で月3回程、勉強会をしています。

最近はオンラインの発達により、対面しなくてもzoomで簡単に出来ますし、スプレッドシートやGoogleスライドを共有しながらお互いの学びを発表、共有し合えるので非常に便利です。

勉強会のスタイルとそれぞれのメリット・デメリット

私が参加している勉強会はスタイルとしては様々です。

①    当日に一緒に動画視聴し当日に学び、気づきを記入し、発表する。
メリット:労力負担が少ない。デメリット:当日の共有時間が少ないので他者からの学びが少ない

②    事前に視聴、読了して、スプレッドシートに気付きや皆さんへの問いかけを記入し、当日は該当箇所の部分に関して自由に対話する。(1冊を数ヶ月に分けて実施)
メリット:時間的負担が少ない。デメリット:複数回に分けるので後半に連れて同じ本の中でも前半の学びが薄れてしまう

③    事前に視聴、読了して、要約をして当日に発表。次月に学びの実施内容を共有(月1冊ペース)
メリット:学びの深さと実践に繋がる。デメリット:他に比べて労力負担が大きい

参加者との温度、時間的制約、目的などによってこの辺りは参加者と同意しながら進めていくといいかと思いますが、覚悟があれば③をするのが一番効果的かと思います。

反転学習の共通した効果

この共同で「反転学習」をする共通の効果としては「共有とフィードバックによる学び」です。

共有による学びは、他者の発表を聞く事によって、自分では思っていなかった視点による学びや気付きを得ることが出来ますし、そもそも自分が経験したことのない事例などに基づく話などがあれば、それだけでも非常に大きな学びの価値になります。

フィードバックによる学びですが、自分の発表に対して他者からの「異論」「共感」「助言」「深化」といった視点のフィードバックをもらう事によって、1人で学ぶこと以上の学びや気付きを得ることが出来ます。

人との対話とフィードバックによって得られる学びは効果的ですが、私にとっては何より「ワクワク」する場でもあります。

ぜひとも自分が興味ある学びがあれば、誰かと一緒に学ぶ機会をつくってみてはいかがでしょうか?

ご案内

当社でも、このような反転学習コンテンツを提供しております。興味のある方はお問合せください。
https://www.narrativesupport.jp/

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