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#233 先人から学ぶ仕事の極意

さいこうの物語を紡ぐ。
幸せな”はたらく”を個と組織に。
ナラティブサポートの上村です。


仕事力大全

以前少しお話させていただきましたが
現在こちらの書籍を読んでおります。

学びになる言葉がたくさんあり
帯にも書かれている「仕事を面白くするヒント」が
たくさん記されていて読むと活力をいただきます。

本日もこの書籍から引用させていただきます。

鍵山秀三郎氏のインタビュー記事

今回はイエローハットの創業者の
鍵山秀三郎さんのインタビューから。
鍵山氏は自転車一台で始めた商売を
一代で一部上場に至るまで発展させ
また掃除の実践は50年以上に続き
近所の公園の掃除も欠かさずされており、
常に未来の世代、若い世代のことを思いながら
ご自身も成長し続けている方だと感じました。

インタビューの中から感銘を受けた部分を抜粋させていただきます。

辛い時、苦しい時にも笑顔を保つための心構えを教えてください。
という質問に対してこのように答えておられました。

私もこれまでたくさんの困難に遭ってきました。けれども、うちの社員たちは、そのことに全然気づかなかったと言います。私が困難に遭って暗い顔をしていたら、皆が心配しますね。ですから私は、心配事は人に伝えないようにしてきたんです。
社員が交通事故を起こした相手が、ヤクザだったことがあります。そういう時、私は一人で相手の所に行くんです。どうして誰にも言わないんですかと聞かれますが、言ったって心配する人が一人増えるだけです。心配するのは私一人でいいわけで、心配事は人に伝えないということを私は徹底してまいりました。

一生学べる仕事力大全/致知出版社/藤尾秀昭 監

また、笑顔が苦手だがその性格を努力で直してきたが、どのような考えをもとにそうした決意をされた?という質問についてこう答えられていました。

世の中には、私はこういう性格だからしょうがないと言う人がいますよね。例えば、ぶっきらぼうで損をしているけれども、自分はこういう性格だから直せないと。
しかし、損をしているのは自分でしょうか?本当に損をしているのは周りですよ。その人に会う度に不愉快な思いをしなければなりませんからね。自分が損をしているというのは勘違いで、本当は我が儘なだけです。そんな我が儘を通していい人生を築くことはできません。

一生学べる仕事力大全/致知出版社/藤尾秀昭 監

実は合理的な判断

この2つのお話が非常に胸に刺さりました。
基本的に矢印は「自分のために」ではなく「まわりのために」どうなのか?というところで行動されているというところ、そしてもう1つ感じたことは、「合理的でもある」と思いました。

「心配する人が増える」「周りにも迷惑をかける」

これは組織活動においてよくない。ではやめればいい。という非常に合理的でシンプルなものだと思いました。

自分が本当に得たいものは何なのか?
この行動が何を作り出しているのか?

そう質問をすると、するべき本当の行動が見えてくるかもしれません。

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