見出し画像

#50 信頼残高の預け入れをする方法②

個人と組織の能力を最大化し、
物語を共に創る伴走者、
ナラティブサポートの上村です。


前回の記事では信頼残高の預け入れをする6つの方法のうち、4つについて詳細をお伝えしました。今回は残りの2つについてお話します。

5、誠実さを示す

7つの習慣の本文中に「誠実さは、さまざまな預け入れの基礎になる」とあります。
また「他の預け入れが出来ていても心に二面性を持っていると信頼残高を増やす事は出来ない」ともあります。そして「正直とは真実を語ることであり、言い換えれば、現実に自分の言葉を合わせることだ。これに対して誠実さとは、自分の言葉に現実を合わせることである」とあります。

本当に7つの習慣の本文の中でこの節には心に残る言葉がたくさん散りばめられています。

そして誠実な人間となる最も大切なことは「その場にいない人に対して忠実になる」という言葉がありますが、これが一番大事だなと思います。

学生時代に友人が「人の悪口を私に言ってくるという事は、その人は私の悪口を他の人に言っているかもしれないと思ってしまう」という言葉が印象に残っていて学生時代からは意識するようにしています。聖人君主になりきれていないのでまだまだ至らないところもありますが、この事は一番大事だとも思います。

「二面性は自分の不誠実さをさらけ出している」

7つの習慣より

その場の一時の気の迷いや快楽で口にした言葉が大きな信頼の引き出しになってしまっているという事があなたの気付かないうちに起こっているかもしれません。注意しましょう。

6,引き出してしまったときには心から謝る

謝れない人っていますよね。小さい時に身近にそういう存在の人がいてました。勘違いをして明らかに自分が悪いのに否を認めない。そうするとどんどん相手の不満も募り、信頼残高も引き落とされるし、この人と話したくない、言っても無駄だという気持ちになる。

「間違いを犯すのは問題だが、間違いを認めないのはそれ以上の問題である」

7つの習慣より

上司はその立場から謝ることが出来なくなっている人がいると思います。私の過去の上司はきちんと誤りを認めて謝れる人でした。だからこそ強く信頼出来たと思っています。一時の要らないプライドが相手の信頼口座から大きな引き出しをしてしまいます。

あなたが本当に得たいものは何なのか?

ご自身に問いかけたらそのようなプライドがいかに必要ないかに気付くかもしれません。

ご案内

コーチングやワークショップを活かして経営者、リーダーの皆さまの行動変容、能力開発従業員の方々の主体性、やる気の向上等を提供しております。
ご興味のある方はこちらからお問い合わせください。
https://www.narrativesupport.jp/

無料メルマガを始めました。
週1回の配信を予定しています。
noteの記事からの引用や抜粋が多いですが
週1回定期的にお知らせがあってもいいかなという方は
こちらからご登録ください。
https://my936p.com/p/r/3E2h2eN2

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?