前衛小説から画像生成AIが作った画像集(9)
画像生成AIを使った『無題』(原文)からの自動画像生成―第一場に基づく生成結果(その4)―
共通のまえがき
以下の実験的流動小説(暗号化小説)の元になった文章(暗号化前の原文。未公開)から、Microsoft Bingが提供する Image Creator使用して、自動的に画像生成を行った試みを紹介する。
https://note.com/narrative_arch/n/n31723630c689
具体的には、上記の文章を、400文字程度に36分割し、それぞれの文章をプロンプトとして上記システムに付与し、画像を生成させた。
400字のプロンプトごとに、おおむね四種類(四セット)の画像が生成される。
ここで示すのは、四番目の画像をつなげた例である。
二種類もしくは三種類しか画像が生成されない部分については、その二枚もしくは三枚から無作為に一枚を選んだ。
なお、全36セット中、2番目は、プロンプトが以下のコンテンツポリシーにそぐわなかったため、画像生成が実行されなかった。
Bingの Image Creator from Designer の使用条件(最終更新日: 2023 年 11 月 14 日)のURLを示す―
https://www.bing.com/new/termsofuseimagecreator#content-policy
16,23,28番目は、「画像の作成中に問題が発生しました」と表示され、画像生成が実行されなかった。(原因は不明である。)
暗号化されたものよりも、劇場風の所で話が展開されているらしいことがお良く分かる画像群となっている。多少雰囲気も違っている。
元々の物語に、読者が理解可能なストーリーらしきものがないためもあるのか、この画像の流れからストーリーを辿ることは出来ないと思われるが、例えば、想像力を働かせてこの流れからストーリーを捻り出し、そのストーリーを、元々の、ストーリーがない話の枠組みにするようなことも、出来るかも知れない。