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145.「仕事は結果がすべて」に賛成?反対?

新R25の今回のお題はこちら


仕事は結果がすべて」という主張に
賛成ですか?

https://r25.jp/answer/139740974507521125


●このお題に対する私のコメント📝

反対です。

何故なら、「結果が全て」という考え方が
やり方は問わない短期利益至上主義
を生み出したからです。

コンプライアンス面含めて
様々な歪みが出てきたから、
パーパス経営」という考え方が
拡まってきているのだと思います。

結果(数字)はあくまでもプロセスを
検証するためのものであって、
目的にしてはいけないと思います!


●本コメントの補足🙄

パーパス経営について、少し補足しますね。

「パーパス経営」とは
会社の存在意義(=目的)を明確にして、
全役職員が常に念頭に置いて
その実現を意識&行動しながら目標達成を
目指すような経営スタイル
です。

その「行動」がプロセスそのものです。
このプロセスを通じて目標達成することが極めて重要。

具体例を挙げないとピンと来ないですよね。

例えば、パーパス経営をせず、
利益目標だけを掲げている車販売店Aでは、
現モデルの在庫を早く無くしたいことから、
モデルチェンジの情報を敢えて伝えず、
その車の良い機能だけをアピールして
早く売り切ることが奨励される。

一方で、パーパスに
私たちは、車を家族や友人、恋人との
楽しい想い出になる空間にして、
人生を豊かにするお手伝いをする

と掲げて、
利益目標の達成を目指している車販売店Bでは、
店舗自体も同様のコンセプトで設計し、
来店客がワクワクする楽しい空間にし、
販売員も自分たちが売りたい車ではなく、
お客さまの運転するシーンを聴いて、
どのような車がお客さまにフィットするか
一緒に考え、
車内空間の演出や工夫も提案して、
VRで体感頂き、しっかり時間をかけて
購入頂くことが奨励
される。

また、販売後も楽しい空間になっているかを
定期的にヒアリングして、
車内空間のコーディネートのアドバイス
(他社商品の方がお客さまに合っていれば、
そちらを勧める)
もする。

そうすることで、
次回もB店で購入しようと思うし、
友人や知人にもB店を勧めるので、
中長期的には確実に利益目標が達成出来る

要は、同じ売上でも、
その中身が天と地ほど違ってしまう
可能性があるということですね😉

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