松澤斉之

日本工芸株式会社代表/SBI大学院MBA講師/企業における「成功する新規事業開発」育成…

松澤斉之

日本工芸株式会社代表/SBI大学院MBA講師/企業における「成功する新規事業開発」育成マニュアル(共著)/UTMB、砂漠マラソン250kmなど10以上の海外レース完走/元アマゾンバイヤー/日本酒好き/https://www.nariyuki.biz

マガジン

  • 日本文化、工芸に関すること

  • 新規事業開発、ECに関すること

  • 砂漠ラン、トレラン塾

    サハラ砂漠やゴビ砂漠などを7日間かけて走る250kmレース(self supportedなので期間中の食べ物は自身で担ぐ)に参加してみたいという方が意外と多く、ご相談を受けることも多々。自身の体験で参考になるのであればと思い都度メモランダムに記載していきます。たまにリアルで集まり食事しながらよりディープなお話もしています。

最近の記事

やちむんの里や他へ。はじめての那覇。

中小機構に招聘いただき沖縄・那覇で行われた商談会に参加してきました。 実はこれまでご縁なく那覇入りは初めてでした。 当日は東京からのバイヤー数名と機構スタッフ数名とで懇親会を実施。食べ放題飲み放題でだいぶ泡盛をいただきました。 翌日は少し時間余裕があったので、やちむんの里に。 自分でも作ってみようと思いたり陶真窯さんでやちむん作りを体験。これが意外と楽しかった。 自社で作った陶土を塊から伸ばし、今回作成したのはお皿。マンツーマンで先生に指導いただきながら作成。 次に窯

    • 令和6年能登半島地震チャリティー配信:「輪島塗の未来を紡ぐ、復興に向けて」(全額寄付)

      日本工芸株式会社が8期を迎えた先月、制作工程を学びに訪れたばかりの輪島塗の里が壊滅的な被害を受けています。各所での被災に対し、心よりお見舞い申し上げます。 現在の状況がどの程度なのかは、日々各種メディアから漏れ伝わっています。一方で、伝統工芸の象徴である輪島塗の制作においても大きな影響が出ることは間違いありません。制作場所や道具の喪失は、現実的な課題として生きる力を奪っていきます。 これらの復興に向けて、どのような課題があるのか、そしてできることは何かを理解することが重要

      • 創業のきっかけを振り返ってみた

        日本工芸株式会社をはじめて7年が過ぎ8期を迎えています。スタッフや関係者に支えられなんとか踏ん張って前へ進んでいます。年末にスタッフ向けに話をした創業にまつわる3つのエピソードをまとめてみました。 想いをつなぐ、工芸専門ショップ、日本工芸堂が重視していることは、工芸品の背景にある「物語」を伝えること。作り手や産地の想い、歴史を伝えていくことで、伝統工芸の魅力を深く感じてもらうということです。そんな想いを抱くきっかけになった創業前の3つのエピソードを記載してみようと思います。

        • 伝統工芸とSDGsの関係とは?

          アマゾンでのバイヤー活動から数えすでに10年以上雑貨やインテリア系の販売活動に従事しています。その中でも工芸品に特化して関わり始めてからも7年以上が経ちます。 特に最近では、日本の伝統工芸とSDGsの関連性も注目されていますと感じます。 伝統工芸は、持続可能性と環境への配慮が結びついていますし、伝統工芸品は、伝統的な技術や素材を用いて手作業で製造され、長い歴史や伝統を持つものです。これにより、環境にやさしく、長寿命な製品が作られます。 これらのことを簡潔に取材いただきま

        やちむんの里や他へ。はじめての那覇。

        マガジン

        • 日本文化、工芸に関すること
          13本
        • 新規事業開発、ECに関すること
          11本
        • 砂漠ラン、トレラン塾
          4本

        記事

          ShopifyでEC事業を立ち上げる5ステップ

          企業向け、社会人向けビジネス関連研修・教育を行う上場企業からの依頼でshopifyを活用したEC事業立ち上げを学ぶ内容をまとめて提供してほしい、というお話をいただいた。 2022年年末から企画を練り、目次を策定し合意し、その後100ページを超える資料作成して、2023年GW後に撮影を終了した。 e-learningで基本の内容を学び、その後自社の課題を個別にアドバイスするような講座設計になる想定。 対象 以下のような方を想定。個人でも企業の担当者でも課題感や考えるステ

          ShopifyでEC事業を立ち上げる5ステップ

          2023年個人目標

          本年年頭から数字目標やMVV設定など会社の各種業務に関する思案をしてあっという間に始業を迎えました。週末の本日7日、土曜日ようやく初詣も行くことができました。何しろ元気に前を向いて進めることに感謝。 そして久しぶりの投稿は個人の目標設定を簡単にまとめておこうと思います。 毎年やること10、などリストして実行していたので今年もそのように考え、20ほど書き出してみました。ですが、なぜかしっくりせず、、 では、フォーカスして一つだけなら何か?一番大切なこと、得意なこと、一番変

          2023年個人目標

          原風景の中を走る、

          山を走っていたら原風景という言葉を思い出した。 ・自分にとっての原風景ってどこだろう? ・そもその原風景ってなんだ? 「原風景」を調べるとそう記載されている。大きな影響を及ぼした風景。 私にとっての「原風景」は、秋のむさしの国【武蔵国】の山々かもしれない。学生時代の多くのトレーニングコースはこれらの小さな丘や山を走っていたからかもしれない。もしくは小さい頃の家族との朝の散歩コースがちょっとした森の中を毎日歩いていたからもかもしれない。 久しぶりに山を走った。山を単独で

          原風景の中を走る、

          「社内新規事業人材の見つけ方、育て方」

          「社内新規事業人材の見つけ方、育て方」というテーマで2回セミナー登壇致しました。文字と動画にまとめていただきました。 目次は以下です。 社内起業家の見つけ方社内新規事業成功の鍵となる人材のアサイン方法と事例1なぜ、新規事業に“優秀”な人材はアサインされないのか? 1.1新規事業立ち上げ手法を実施する際に浮かび上がる人材の課題 1.2新規事業が失敗する要因は目的の曖昧さやノウハウ不足 2社内起業家の意味とは?求められるスキルの内訳は? 2.1アントレプレナーシップと

          「社内新規事業人材の見つけ方、育て方」

          b8ta tokyo -shinjuku marui で取り組んで目指したこと

          工芸品のセレクトショップ「日本工芸堂」として始めてポップアップストアを出した。b8TA TOKYOの新宿マルイでの展開。アップルストア新宿店と同じフロア。終了まではあと2日だが早めの振り返り。 開始までの流れ1。コンセプト設計 刀を基軸にそこから派生した技術の工芸品だけ、生活に利活用しているシーンの動画・静止画を集めてそれに関連する品を展示するなど年末年始にかけて議論を深めたが、最終的にはシンプルに自サイトで伝えたいメッセージを明文化し、発信することにいたった! 2。KP

          b8ta tokyo -shinjuku marui で取り組んで目指したこと

          【社内起業家の見つけ方】社内ベンチャーの成功の鍵となる人材のアサイン方法とは?

          昨年、サーキュレーションのオンラインセミナー登壇した際の動画を、noteにも転記します。セミナー集客の際の案内文は以下です。 ======== 【概要】 「社内ベンチャーの仕組みはあるが、実はまだ大きな成功事例が出ていない。もしかしたら、適任者をアサインできていないのか?」そう悩んでいる企業は多いのではないでしょうか。 そこで、社内ベンチャーを立ち上げるにあたり、優秀な人材をアサインし成功確度を高めていきたいと考えている新規事業推進責任者の皆様に向けて、 企業内アントレプ

          【社内起業家の見つけ方】社内ベンチャーの成功の鍵となる人材のアサイン方法とは?

          2022年書き初め 実行可能な目標

          昨年同日に記載した書き初めを読み直し、改めて今年のそれをメモしておこうと思います。 ・長い時間軸で考える 仕事上でのお付き合いする企業は、100年以上継続した企業がたくさん存在する。 「変えないために変わる。」や「変わるために守り続ける。」という経営者の方からお話を聞くことも多い。今取り入れられることを試行していく。 ・強みからアクションする 自身やチーム、組織の強みを討議・把握しポジションを明確にしてアクションする。できそうでズレがちなので申し合わせしながら進む。 ・

          2022年書き初め 実行可能な目標

          初心者のための工芸動画ラボを開いています。

          当社インターンや副業で関わる20代の方々向けに、日本工芸動画ラボを開いています。現在はゼロ期としてプログラム開発中です! もともと当社、日本工芸株式会社に多くの方から”工芸について発信する側に携わりたい”、というお問い合わせをいただいていました。学生さんや若い方が多く、とても熱心です。ご自身で地域の工房を回ったり、SNSなどで発信していらっしゃる方々もいます。 これらの思いを工芸発展に傾けてもらえるような取り組みをできないかしばらく考えていました。そこで取り組み始めたのが

          初心者のための工芸動画ラボを開いています。

          工芸の”語り部”つくり、工芸ソムリエ資格を!

          こんにちは。久しぶりになってしまいましたが、ここ数年来企画を温めていたプロジェクトをかいてみようと思います。この企画を進めるために商標も取り、社団法人も設立済みですので、いよいよ具体的にしていければと思っています。 それが、検定名:「工芸ソムリエ」です。 背景5年前の創業時に、”伝統ある工芸文化をどうしたらより発展、促進できるのか、それに自身のスキル・立ち位置で貢献できるのか”をあれこれ思案しました。 全国の生産現場や末端までの流通をくまなく見るにつけて、”工芸品を生活

          工芸の”語り部”つくり、工芸ソムリエ資格を!

          ”ニッチビジネスの革新的戦略論”という記事ができるまで。

          インタビュー記事を掲載いただきました。掲載メディアはfreeeの”金融ナビ”。 freeeは自社で使っているので、できることがあればご協力させていただこうと、お受けしました。(記事内容はぜひリンク先でご一読ください)。今回は記事ができるまでを。 掲載タイトルは、 日本の工芸品を新たなステージへと引き上げるEC戦略 【連載コラム】ニッチビジネスの革新的戦略論 主な内容は以下。 ・起業家育成、新規事業開発、Amazonバイイングマネージャーを経て ・一流人材と仕事をする

          ”ニッチビジネスの革新的戦略論”という記事ができるまで。

          伝統工芸xライブコマースは成り立つか?

          「ライブコマースで工芸品を販売します!」というプレスリリースを出しました。もう10日ほど前ですが。そして44媒体に掲載いただきました。主に以下のサイトなどです。All About NEWS・株式会社オールアバウト/現代ビジネス 株式会社/時事ドットコム ・株式会社時事信社。。 ECのミカタさんのサイトに掲載された内容を転記しておきます。 嬉しいことに、反応としては複数ありまして、たとえば −地域の産品をライブコマースで販売してほしい、トライしてみたいとの声が複数の県から。

          伝統工芸xライブコマースは成り立つか?

          40歳過ぎてやばいレース1500kmを走ってわかったこと。

          トレイル、砂漠ランの練習・レースに打ち込んだ時間を少し振りかえってみました。40歳すぎてから100km以上の海外レースを1500km以上完走していました。今時なら当然叶わぬ状況ですので、思い立った時にやっておいてよかったといまごろ実感。 そしてこれらの体験から学んだこと、仕事に生かしてることは3点。 ・目標達成への考え方 ・スイッチの入れ方 ・ストレスマネジメント 少しメモ程度に記載してみたいと思います。 100km以上参加のレース・Gobi deserts race(中

          40歳過ぎてやばいレース1500kmを走ってわかったこと。