占いと家庭マネジメントの話

わたしは、しし座のAB型である。AB型だと知ったのは出産以降なので、基本的に占いは占星術をもっぱら見てきた。

しかし、これである。しし座はとにかくナオト・インティライミ的に書かれがちで、超内向的でインドアでネガティブなわたしには、ほとんど響いてくるものがない。

ところが最近、十二星座を「活動宮、不動宮、柔軟宮」の3つに分類する見方があると聞いて、ひさびさにグっときた。しし座の字面的に、「活動宮」だと思うじゃないですか、なんとしし座は「不動宮」なんですよ。基本的に占いというのは行動パターンの統計で導き出していると思ってるので、「当たってる」占いを信じ続けることで、ある程度人生のアドバイスになってくれるものだと信じている。なので、わたしが信じる占いは、今後、この「不動宮」に関するものにしようと思った。

一応簡単に解説すると、
活動宮: おひつじ座、かに座、てんびん座、やぎ座
不動宮: おうし座、しし座、さそり座、みずがめ座
柔軟宮: ふたご座、おとめ座、いて座、うお座
じっとしていられず物事を動かす活動宮、頑固で安定感のある不動宮、そしてコミュニケーション能力に長け変化の波に乗る柔軟宮。

わが家はうまいこと3パターンに分かれていて(夫=活動宮、わたし=不動宮、息子=柔軟宮)、それがまた当たってる。うちのいろいろなこと、基本言い出しっぺはわたしなんだけど、実行・運営は夫だ。息子は上手に両親の行くところについていく。

ちょっと話が変わって、「ソーシャルスタイル」というのがある。おもにマネジメント界隈で用いられる人格診断なんだけど、横軸(縦軸でもどっちでもいいんだけど)で感情的か否か、縦軸(横軸でもいいんだけど)で決定・決断の速さ(とずっと思ってたんだけど、ちょっと調べたらもうひとつの軸は「自己主張の強さ」だった。あれれ?)のマトリックスをつくり、どのタイプかを診断するもので。(カッコが多い)

これまたうちはうまいこと3パターンに分かれていて、夫がエクスプレッシブ(感情高×自己主張高)、わたしがドライバー(感情低×自己主張高)、息子がエミアブル(感情高×自己主張低)。ドライバーの上司とエミアブルの部下は相性最悪なんだけど、これまたわたしと息子の相性の悪さが的確に表現されていてね…。結果を求めがちで、「がんばった」とかいう過程をあんまり認められない。ドライバーって最低だよね。息子は「いっしょにやろう」と言われるとよく動くんだけど、わたしが「いっしょにやる」っていうのがめちゃめちゃ苦手なの。超苦痛。「いっしょにやろう」という言葉を発すること自体反吐が出そうなんだけど、今意識して克服しようとしてる。。

たまたまこの活動宮・不動宮・柔軟宮と、ソーシャルスタイルが結構合致していて、なんかおもしろいなあと思ったり。まあ人間パターンが見えるとなおさらパターン化を強めてしまうだけかもしれないけど。でもコミュ障としてはある程度こういったガイドラインがあると助かるし、家族運営の困難な局面も仕事における人間関係の問題とおなじで案外マネジメント術で解決できる場合もあるというのは心強いと思っている。

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