風と遊ぼう
親子の外遊びを応援する”ねいちゃーかあちゃん”こと井東敬子です。
風薫る5月。気持ちがいいので風と遊んじゃいましょう!
まずは、準備体操から。
◼風見鶏(かざみどり)
目をつぶって立ち、肩の力を抜きます。
やや両腕を広げ、風が吹いてくる方向に身体を向けてみましょう。
頬(ほほ)、腕の内側、手のひら、風を一番感じるところはどこでしょう?
風は、色んな方向から吹くので、どんどん身体の向きが変わっていくかもしれません。風向きが変わったら風見鶏のように、体をどんどん動かしていきます。
風を全身で感じる、五感を使った準備体操です。
◼風車(かざぐるま)
あまりにも定番すぎて、忘れてしまっているかもしれませんが、子どもたちが大好きな風車!
買ってもいいですが、紙コップとストロー、割り箸で、簡単に作れます!
風車を持って、走り回れる場所に行きましょう!
走れば走るほどくるくる回るので、子どもたちは喜んで走り回り、よく食べよく寝てくれます。
お家にも風車。ベランダや窓際に、風車を置くと、風が吹くたびくるくる回って、楽しいです。
◼シャボン玉
あえて少し風が強い日に、シャボン玉で遊ぶと、ものすご勢いでシャボン玉が飛んでいくので、これまたおもしろいんです。
◼タンポポの綿毛飛ばし
みんな知ってる遊び。ふぅ〜と飛ばしましょう!
◼風を見る
息子が保育園の頃、散歩中に風が吹くと「あ〜、ネコバスが来たね〜。お母さんは見えないけれど、太郎はネコバス見える?」なんて話ながら、空想の世界を楽しんでいました。
◼風、豆知識
1,突然風が吹いてきたら、天気が変わるサイン。
雨が降り出すかもしれないな〜と思って行動するといいですよ。雨が降らなかったら「ラッキー☆」くらいの感覚で、意識してみてください。だんだん、的中率が上がってきます。
2,風は塊(かたまり)で吹く。
風が強いな〜と思っていても、しばらくするといったん強風は、落ち着きます。この法則を知っていると、わざわざ風の強い時に外出しなくても、ちょっと待ってみようと思えますね。
3,凪(なぎ)
沿岸部では、朝と夕方に、海風と陸風の入れ替わる時間帯に、ピタッと風がやみます。これが凪です。
水面のさざなみが消え鏡のようになるので、田んぼや湖に映る山や木々を、写真に取りたい場合は、凪の時間をねらうといいですよ。
自粛生活が続きますが、窓を開ければ風は吹いています。
薫風でちょっとでも元気になってくれたらうれしいです。