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応急手当の万能薬「水」 7つの使い方

親子の自然遊びを応援する”ねいちゃーかあちゃん”井東敬子です。


近所の公園に、親子でお散歩に出かけるお母さん、お父さん、ぜひ、水を持っていって下さい。保育園のお散歩にも水を持っていくといいですよ。先生に教えてあげてくださいね。

毎日の散歩、いちいち救急セットを持ち歩く人も少ないと思います。
でも、水だけはお忘れなく!水は万能薬です。

水は、こんなに便利!

1、切り傷、すり傷

転んですり傷。近くに水道があれば、流水で傷口をやさしく洗い流します。
近くに水道がない場合は、ペットボトルなどに入れた水で、優しく洗いましょう。
雑菌を洗い流すことがポイントです。

もし、血が出ている場合は、傷口を清潔なハンカチなどで傷口を覆い、
痛がらない程度に、押します。

止血法について、くわしく知りたい方は、日本赤十字社のサイトをご覧ください。


2、ハチに刺された

ハチ毒は水溶性のため、刺された場合は、すぐにハチ毒を洗い流ししましょう。
その後、ハンカチなどを水でぬらし、刺された場所を冷やします。激しい運動や刺された日にお風呂に入る(湯船に入り身体を温める)ことは避けましょう。

アナフィラキシーショックの可能性もあるので、その場で静かに20分程度様子を見ます。

わたしの体験談
息子4歳の時、5月頃、散歩の途中で、チョコレートを食べはじめました。暑いくらいの日だったので、チョコが溶けて手にベトベトについていました。ちょっと目を話したら、突然、「ギャーーーーーン」と鳴き声。駆け寄ると近くにアシナガバチが飛んでいました。首筋だったため、すぐにハンカチに水をつけ刺された部分を洗い流し、冷やしたところ、そんなに腫れることもありませんでした。


ポイズンリムーバー(毒吸いとり器)も持っていると安心です。オススメは、3,000円前後のもの。以前、安いものを購入したら、吸引力が弱くて使えませんでした。


※アナフィラキシー・ショックは、こちらのサイトがわかりやすいです。


3、嘔吐

小さい時は、嘔吐することが多いです。水があればすぐに洗い流せます。

4、かゆい

水で洗い流せばかゆみの原因もとれます。冷やすことでかゆみをおさえることもできます。

5、鼻血

血を見ると驚いてしまうもの。ささっと血を洗い流し、ややうつむき加減にし、ハンカチをぬらし首の後ろを冷やしましょう。

6、水分補給

子どもは夢中になって遊んで、水を飲むことを忘れてしまいます。
小まめな水分補給を心がけましょう。

7、手を洗う


土や生き物を触ったら、必ず手を洗いましょう。特に小さな子どもは、汚い手で目や口をさわってしまいますので、なるべく早めに洗い流すことをオススメします。

水道がないところでも、ペットボトルや水筒に入れた水があれば、いつでも手を綺麗にできます。


お散歩には、水!
お忘れなく