社畜時代編 第2章 社会人3年目「軽く病んで転職しようと思った件」
コンバンワ、ナリトモです。
先週の三連休に鹿児島に行ってきまして、お土産のミニ焼酎を2本ほど開けてほろ酔い更新です。
目次の順番とは異なりますが社会人編の第2章を書いていきます。
といいますのも、弟が精神科に通っているという事実が発覚しまして。
自分も通院歴があるので、当時の経験を思い出しつつヤツのいい助言になるようなネタが発掘できればと思った次第です。
何の前触れもなくあらゆる設定が出てくるかと思いますが、「そういうもの」として適当に受け取っていただければと思います。
はじめに
これから書く内容はすべて結果論です。
何らかの成功・失敗は、タイミング・運にも大きく左右されるものなので、これらの行動が全て正しかったという事を書きたい訳ではありません。
ナリトモの行動(奇行)の中から、ちょっとした生きるヒントみたいなものを見つけていただければという思いで書いていきますので、あらかじめご了承ください。
某中規模SIerに入社し2年が経過
(予定では)詳細は前章で記載しているので割愛しますがその2年間は熾烈なもので、その頃にはまっとうな社畜人間もといシステムの奴隷としてバッチリ仕上がってました。
さすがにこのままじゃマズイと感じて異動願を出し、開発担当の部署に異動したものの、それがなんと同じ現場内。
以前から担当していた保守対象のシステムと新規開発のシステムの板挟みにあい、人としての尊厳はさらに失われることになります。。。
異動から1年が経過
そんな地獄の中でも、協力会社のおじ様方や入社歴の浅い年上の社員は客観的に状況を見る事ができたせいか、よくタバコ休憩に誘ってくれて慰めてくれました。
しかし、1年ほど頑張ってもモチベが上がらず、勤怠面にモロに出て、直属の上司には呆れられ、挙句の果てには現場のトップからも見放されて、ついには産業医面談のルートに進むことになりました。
産業医とは、事業場において労働者の健康管理等について、専門的な立場から指導・助言を行う医師を言います。労働安全衛生法により、一定の規模の事業場には産業医の選任が義務付けられています。
参考:https://jmaqc.jp/sang/occupational_physician/
割とスムーズな流れで、ある精神科での診療を会社から言い渡されました。
そこそこ大きい会社だったからこそ産業医の選定が義務付けられていて、ダメ社員を追いやるルートが確立されてたのかなとも思います(笑)
某精神科にて
正当な半休イヤホイ♪と心を躍らせながら指定された精神科へ。
受付を済ませ、簡単なアンケート(毎回書かされるのがめんどくさい)を書かされ、いざ診察室へ。
すると、先生は開口一番で、
「今の会社続けたい?辞めたい?」
と、いきなりどストレートな質問。
それに対して、
「辞めたいです。」
と、即答するナリトモ。
そして先生はテンプレの如く、
「適当な病名付けて休職扱いにするから、その間に転職先見つけな。」
と。
何この流れ。めっちゃスムーズ。
てか、会社ってそんな簡単に辞めれるもんだったの??
社畜人間と化したことで「今やってる担当があるから、そう簡単には辞められない」という謎の責任感が行動を縛りつけていましたが、それを産業医はたった一言で解き放ってくれたのです。
こうして、ナリトモ青年は人生初の転職をする運びとなりました。
転職後もひと悶着ありましたが、その詳細は次の章にて。。。
まとめ
今思うと、あの産業医面談は会社を辞めさせるための既定路線だったと思います。
「会社から解雇する」というのは理由付けなどあらゆる面で敷居が高いらしく、基本的には社員に「希望退職」という選択肢を選んでもらうことで会社としても何かと楽に事が進められるようです。
事業者は、常時50人以上の労働者を使用するに至った時から14日以内に産業医を選任する必要があります。
参考:https://www.tokyo.med.or.jp/sangyoi/whats
上記の通り、従業員(正社員?)が50人以上の会社には必ず産業医がいます。
彼らは「会社との絶妙な距離感」と「精神や肉体に関する専門知識」を持ち合わせており、まさに「社畜」と呼ばれる人の救世主ではないかと思っています。
・仕事で死にたくなったら、まずは産業医(いなければ一般の医者)を頼るべし
・産業医と会社はツーカーだから、転職を綺麗に進行する手助けをしてくれることもある
・第一、自分一人がいなくなる程度で回らなくなる職場という時点でアウト
・転職という名の職場ガチャをもっと気軽に引いてみよう
困ったときはプロに頼るのが一番。現場からは以上です。
そのうちお金いただけたらいいなーとは思うけど、まだ自信ないっす。そんなナリトモに「自信出せよ!」という方がいらっしゃったら…w