日常編 第2章 銭湯で得た「風呂入ってる場合じゃねぇ!」という知見
毎度お騒がせしております。ナリトモです。
今日はこんな記事を見て銭湯に行ってきた。
幸福とか、宗教かな…?
まぁこんな名前でもちゃんと筋通った事言ってるので「じゃあやってみっか」と。
本日の銭湯。
月数回通ってるけど、なかなかレトロな雰囲気の銭湯。「古いなぁw」と感じる内装でも綺麗に整理されてて不快感ゼロの良い環境っす。
いつも風呂しか入らないので「サウナメインの時ってどこまで洗えばいいんだ?」と思いつつ、いつも通り全身洗い、いざサウナへ。
こんな感じのサウナ。
・テレビ無し
・時計無し
・砂時計あり(何分のやつか書いてない)
・スターウォーズのサントラがBGM(Twitterによると従業員の気まぐれらしい)
サウナ内では特にする事もないので頭の中で思考を巡らせてみたが、この環境、冷静に考えるとやばい。
テレビもねぇ!時計もねぇ!スマホもネットもある訳ねぇ!入ってくる!情報は!砂時計の時間のみ!(吉幾三っぽく)
って、普段過ごしてる日常に比べるとあまりにもトチ狂った世界。
トチ狂った世界で過ごすにつれて…
何分経過しただろうか。
もう汗だっくだく。
砂時計が何分のやつか分からないまま、時間の感覚がまじで麻痺している。
時差ボケとかそういう次元の話ではない。
一秒一秒刻まれる24時間365日の世界線から完全に切り離されたのだ。
当初の予定では10分で切り上げるつもりだったが、時間が分からない。「もうちょい行けるだろ」と砂が落ち切った砂時計をひっくり返してみる。
ここまで来るともう何も考えてない。意味や理由や目的なんて存在しない。まさに「自分との戦い」である。
頭の中で考えることができるのは
あ、この曲たしかお姫様が結婚する時の曲だな。
と、BGMに多少のリソースをさける程度←
そんな訳で砂時計2回分(時間不明)のサウナを終えて、軽く汗を洗い流し、人生初の水風呂へ。
いざ、水風呂!
水風呂なんて、変態だけが入るものだと思ってた。
一体この冷水に何の意味があるんだ。
足を入れてみる。
ほうら見ろ、ただ冷たいだけじゃん。
こういうのは昔水泳部でやり切ったからもういいよ。
でも「良いよ!」って人もいる訳だし、、、
とか考えてるうちに腰まで入る。
天使or悪魔(どちらかは分からない)のナリトモの声
「やばい!やばいってこれ!心臓止まるとか体のどっかが何らかのアラート上げちゃうよこれ!」
↑じゃない方のナリトモの声
「でも、ここまで入っておいて途中で出るのもダサくない…?周りのおっさんに見られてるぞ?(自意識過剰)」
よく言ったぞ後者の俺!天使か悪魔か知らんけどその通り!行っちまえー!!
という葛藤の末、ついに肩までザブン。。。
…何だこれ。…何だこれ!!!
身体中が冷水に耐えようとして色々頑張ってるのが超分かる!(圧倒的語彙力不足)
その頑張りのおかげでそこまで寒くない…というか、耐えることにリソースを割いてるおかげで、緊張とかどうでも良くなって超リラックスできる…!
うわー、この感覚が、前述の記事の「整う」ってやつかー。(この快感はお店で買うことはできないわ←)
てか、体力続く限りこの快楽のループし放題ってお得過ぎん…?
…風呂入ってる場合じゃねぇ!!!!!
それに気付いた瞬間、体のほてりもある程度取れていたのでサウナ2回戦目に突入。
あとはもう前述の通り。水風呂オーガニズムその2を迎え、さらっと風呂に入り、風呂上がりにサイダーを飲みながら、感動を忘れないうちにキーワードに落とし込んで整理してメモに書いて、今に至ります。
まとめ
プロ奢氏の記事では「幸福」とまで謳っていたサウナ。その意味を大いに理解できるサウナ体験だった。
ただ、個人的には「生き方」にも当てはまるように思えた。
一定の温度でゆーっくりする風呂もあれば、熱々サウナからの水風呂での急激リラックスもある。
過程は違くても、日本人ならどちらも「いい湯だったな〜」で締められるよね。
風呂を「安定した人生」とするなら、サウナ&水風呂は「起伏の激しい波乱万丈の人生」かなと。
選ぶのは人それぞれの好みだけど、
どっちも「いい人生だったな〜」と締めくくるための手段であることには変わりない
なんて事を考えてみたり。
少なくとも自分は、サウナと水風呂みたいな生き方の方が肌感として合ってるし、実体験でもサウナと水風呂が好きなんだなぁという気付いた銭湯でしたとさ。
そのうちお金いただけたらいいなーとは思うけど、まだ自信ないっす。そんなナリトモに「自信出せよ!」という方がいらっしゃったら…w