
#TEAMKIT | 開発振り返り (2019/11)
こんにちは、TEAMKITのCTOをやっています。NARIです。
11月に大きめなアップデートしました。
今回はエンジニアは私一人、開発期間は1ヶ月でリリースできました。
しかし、早めに着手していたものの徐々に遅延していき最終的にはガッツで乗り切った1ヶ月でした(笑)
一番時間がかかったのは「メッセージのリニューアル」でした。
設計〜実装まで全て自分で作業しないといけないので下記の作業を行います。
【開発作業】
データ設計
API実装(バックエンド)
フロント構築
APIとの連携
各種挙動の実装
レスポンシブ対応
本番環境デプロイ他
開発着手前にスケジュールを立てます。
何にどのくらい実装がかかるか見積もりをして"いつ終わらせるか"を決めリリース日を決めました。以下のようにGoogle SpreadSheetに作業内容を洗い出して考えました。
大体はデザインを見て感覚値(経験値)で見積もりしました。
一個一個の単体の実装は時間内で終わっていましたが、細かい挙動の実装やレイアウトの微調整などが工数を逼迫しました。
また、最後カツカツな状態で実装していたので十分な開発テストができていなく修正項目が多くなってしまいました。(すべて修正済みです)
*テスト環境にてメンバー全員で動作確認をして気になる点やバグを洗い出します。
改善点としては以下の通り
1.見積もり時に細かい挙動の部分も想定する
2.複数ユーザーでのテストをする/テストのバリエーション
3.テスト工数を多めに取る
工夫した点
反省は上記のようにありましたが、以下の工夫もしてより開発効率が上げられるようにもなりました。
[1] snippetを利用してコーディング時間の削減
[2] 共通クラス(css)を整備してスタイル調整の時間を削減
【 便利!snippetでオリジナルコード補完 】
— NARI🕺フリーエンジニア⛺️TEAMKIT (@NARI_Creator) November 13, 2019
知ってる人には当たり前かも知れませんが、VS Codeにオリジナルのsnippet登録できるので、よく使うコードを溜めておくとコーディングがスムーズになり爆速開発に一歩近く。
ex.
1) vueのtemplate, script, styleのコード補完
2) vueのCRUDのコード補完 pic.twitter.com/lpSiPIcPuP
vue、php/Laravelそれぞれのよく使うコードをtemplate化して上記のようにすぐに呼び出せるようにするとタイプミスもなくなりコーディングが楽になりました。開発を早くするためには、いかに「コードに触らない」「コードを書かない」だと思っています。snippetを使っても実際コードの量は直接タイピングした場合と変わらないものの、自分のタイピング量が少し減るだけでとてもストレスフリーになります。
共通クラス化はよく使うスタイルを外部cssにまとめて、個別のvue内でのstyleの記述を簡略化したというものです。詳しくは下記の記事に書いてます。
これからの開発体制について
約半年ほどは一人体制で開発してきましたが、これからのTEAMKITの成長をよりスピードアップしていくには個人のスキルだけでは限界があります。
今の自分の開発スタンスは個人(自分)のスキル依存になっているので、つまり属人化してることになる。
— NARI🕺フリーエンジニア⛺️TEAMKIT (@NARI_Creator) November 29, 2019
1→100とはいかなくとも、1→10、10→30くらいのスピード感を出すためには個人開発の延長から脱却しないといけない。
それはチーム・組織というものを最大限活かしていくことだろう。
実は12月からエンジニアが一人入りました!(めぐさん)
まだ実務経験は少ないとのことでしたが、独学でSwiftを覚え1年半で4つのアプリをリリースしていることなどキャッチアップ能力が高く、懸命にインプット・アウトプットをしているため採用にいたりました。
(サービス作り/モノつくりが好きそうなところも好印象でした)
現在「フルリモート」「週3」での稼働ではじまりました。
TEAMKITのメンバーはそれぞれがフリーランスであり、別の仕事もしていたり関わってく人が柔軟な働き方ができるようにしています。
TEAMKIT外のことの仕事、キャリアや働き方なども気軽にSlackで相談できる環境でいろんな学びができます。
今後はチームとして加速できるように開発体制の整備や強化をしていきます。
さらに「フロントエンドエンジニアを募集」しています。
一緒にサービスを作り上げてく仲間が見つかったら嬉しいです。
TEAMKITの募集Tentからぜひ応募してください。(シェアも歓迎!)