FC加盟して経営で悩んだら読むnote①
フランチャイズビジネスに参入した経営者の中で、現状経営状況が芳しくないなぁと思った時に読んでもらいたいことを書きます。
今は絶好調だよ!という店舗経営者もいずれ訪れす不調の時のために予習しておくと良いと思います。
私がこれまでに担当した250社以上の企業の100社くらいはフランチャイズ加盟店です。担当した時から好調な企業もあればボロボロになっている企業もあります。
今日は、後者であるボロボロ企業にフォーカスを当ててお話をします。
①店舗ビジネスの当たり前を徹底できているか?
まずはじめに、店舗ビジネスに欠かせない「当たり前」の徹底についてお話をします。
売上が芳しくない店舗は基本的にルーズです。
例えば、スタッフ同士の私語も目立つし、アピアランス(服装・みだしなみ)もルールが崩壊していることが多いです。
接客マナーも「いらっしゃいませ」と「ありがとうございます」は言っているものの目を見て挨拶をする、お客様からの質問に対しても無愛想に答えるなど、顧客満足度は極めて低いです。
シフト管理も直前に休むスタッフが続出して緊張感がありません。
そのためか、常に人が足りない状況で店舗が運営されています。
店内は基本的に掃除が行き届いていません。
していないわけではないのですが、掃除する箇所のチェックリストもないため個々人が汚れが目立つところを中心に掃除をしている感じです。
床掃除の四隅、窓枠や棚の下の埃の除去などほぼ手付かずで埃が目立つ店舗が多いです。
あなたの店舗は大丈夫ですか?
①店内を隅々まで清潔に保つ
②シフトが守られない
③私語が多く緊張感がない
④接客マナーレベルが低い
今日は4つ紹介しましたが、1つでも該当するのであればすぐにテコ入れをすることをお勧めします。
なぜなら、不快感を感じてまでリピートする顧客はもういないからです。おそらくもう二度と足を運ばないでしょう。
先日とある焼き肉チェーン店の裏の出入口に1年以上放置された傘やバケツが放置されていました。駐車場からバッチリ見えていたのでもう二度と行かないと誓いました。
もしかしたら食材もこんなふうに扱っているのかもしれない・・・と思ったからです。
駐車場の掃除もされていなくて草ボーボーでした。
僕がPCデポでアルバイトをしていたときは毎日二階建ての駐車場の雑草抜きをしていました。こういうところに繁盛店と売れない店の差がでるんだなぁと実感しました。
店内スタッフがリラックスして働くことは良いと思いますが、緊張感がないことでだれてしまうのは良くないと思っています。
では、こう言ったお店の当たり前の質を向上するにはどうしたらいいのか?
それは、店舗のトップである店長(もしくはFCオーナー)がしっかりすることです。これに尽きます。
組織変革や新たな文化を作るためにはボトムアップはあり得ません。結局トップダウンで構築されるものです。
まずは、店長やFCオーナーが危機感を持って店舗をマネジメントしていくことが大切です。強く言ったら辞められるかもしれない・・・いやいやいや、顧客を失うことの方が今後のことを考えるとリスクでしかありません。
甘やかしたツケが回ってきた、ということです。
最近はだいぶ減りましたが、コンビニの冷凍庫に入って炎上したりありましたよね?あれはまさに当たり前のことが当たり前に守る倫理観に欠けた店舗マネジメントになっていたからです。
スタッフの離職が怖いと感じている時点でマネジメント手法は間違っています。一から学び直すことが大切です。
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追伸
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